式内社　阿波國板野郡 鹿江比賣神社 大麻比古神社末社 御祭神 草祖草野姫神

鳴門市大麻町にある。
大麻比古神社の末社で、
大麻比古神社への参道松並木にある赤い大鳥居の脇に鎮座。

正確には、ここには同末社・天神社があり、その境内にある小祠。
鹿江比賣神社は、大麻比古神社末社の境内社となる。
ということで、上の写真は、天神社の写真。

「阿波國式社略考」によると、
古社地は、もっと南であったが、
寛政の洪水で流れたため、今の地に遷座したという。

祭神は、日本書紀に登場する草祖草野姫命（くさのおやかやぬひめのみこと）。
古事記では、鹿屋野比賣神（かやぬひめのかみ）である。
大山津見神に続いて誕生した野の神。
別名を野椎神ともいい、大山津見神とは夫婦らしい。

天神社はすぐに見つけたのだが、
その境内の小祠だと気づかず、探し回ってしまった。
ひょっとして、これかもしれないと思いながら、
社名も記されていない、本当に小さな祠で、
不安だったので、大麻比古神社社務所で確認した。

天神社・境内

天神社・拝殿

大麻比古神社大鳥居

大鳥居の足元から右へ入る

天神社・本殿

これが 鹿江比賣神社