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速星神社
はやほしじんじゃ
富山県富山市婦中町速星  Zenrin Data Com Maps display !!


梅鉢

式内社 越中國婦負郡 速星神社
旧郷社

御祭神
五百箇磐石尊

富山県富山市婦中町にある。
速星駅の南東1Kmの速星に鎮座。

道路に面して西向きに境内がある。
朝早い参拝だったため、朝日を背にして、完全に逆光。
眩しさのため、まともに写真を撮ることが出来なかった。

で、境内に入ると正面に、新しい雰囲気の社殿。
昔の写真は瓦葺だったが、立て直したのだろうか。
本殿は、この社殿の中にあるようだ。

創祀年代は不詳。

鎮座地は、御門と呼ばれていた場所。

一説によると、
垂仁天皇の御代、阿彦討伐のため、皇子が当地へ下向。
彼が、当地を開拓し、五穀豊饒を祈って、
居住内に稻倉魂神を祀り、御門神社とした。

その後、天武天皇の皇子が、
当地・速星郷の田地を開拓したが、
水不足のため、池を掘って諏訪神を祀り、
御門神社の相殿としたが、それを速星神社と読んだらしい。

その後、何度か戦火に焼かれ、再興を繰り返し、
明治六年八月に郷社となった。

祭神は、五百箇磐石尊だが、
上記の説が正しければ、本来は稻倉魂神と諏訪神ということになる。
鎮座地の御門から、延喜式御門祭の祝詞にある
「四方の御門に湯都磐村の如く塞りまして」から
御門の神(湯都磐村=五百箇磐石)となったと思われる。

社殿をのぞいてみると、梅鉢の紋が見えた。
たぶん、これが神紋。


境内入口

社殿

社殿


【 速星神社 (富山市婦中町)(印刷用ページ) 】

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