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刀那神社
となじんじゃ
福井県鯖江市上戸口町  Zenrin Data Com Maps display !!


左離れ立葵

式内社 越前國今立郡 刀那神社
旧村社

御祭神
建御雷男命 伊弉册尊

福井県鯖江市にある。
北鯖江駅の東5Kmほどの上戸口に鎮座。
鯖江市と福井市をつなぐ25号線(福井今立線)の西側にある。
25号線の戸口トンネルから1Kmほど南。

血ノ川と23号線が交差する場所に、
参道入口の鳥居が立ち、まっすぐな参道が北へ延びている。
参道の突き当たりに、社域の森が見える。

参拝日は雨の休日。
天気が悪く、境内はやや暗かったが、
砂利が敷詰められており、すっきりとした感じだ。

境内の奥が、一段高くなっており、社殿が並んでいる。
大きな流造の拝殿の後方に、瓦屋根の本殿がある。

創祀年代は不詳。
式内社・刀那神社の論社の一つ。

その昔、戸ノ口の刀那坂という場所に創建され
数多くの社殿が居並ぶ大社であったが、
延元の頃(1336〜)、平泉寺衆徒等が三ツ峰の城に籠り
その兵火に罹り、社殿・古記録を焼失したという。

鎮座地の戸ノ口は、当社・刀那神社が鎮座する故に、
当地域を刀那口と呼んだのが転訛したもの。

天正の頃(1573〜)、参拝に不便であるとして
今の地に遷座。

明治四十一年四月十五日、
無格社・白山神社などを合祀した。

本殿の左手に境内社らしき祠が二つ。
両社とも名前は確認していないが、
左の祠の前にある石鳥居の扁額には、
「地蔵菩薩」とも読める文字が刻まれていた。

『福井県神社誌』には、神紋は記されていなかったが、
社殿には、立葵の紋が付いていた。


参道入口

参道

境内

社殿

境内社

拝殿

本殿


【 刀那神社 (上戸口)(印刷用ページ) 】

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