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石田神社舊跡
いわたじんじゃきゅうせき
三重県多気郡明和町養川
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式内社 伊勢國多氣郡 石田神社 |
三重県明和町にある。
近鉄線斎宮駅の北6Kmほどの養川(ようかわ)に鎮座。
23号線養川交差点から707号線を北へ400m入った場所、
707号線の西側にある。
東西に長い敷地の西奥に石組があり、
その上に「石田神社舊跡」と刻まれた石碑が立っている。
当地は、現在中村鎮座の畠田神社に合祀されている石田神社の跡地。
石田神社の創祀年代は不詳。
一説には、人皇六十八代後一条天皇の御宇、
萬寿二年(1025)十一月二十二日、熊野三所権現を勧請したという
養田村(現在の養川)の産神で、熊野三所権現、十二社権現とも称されていたらしい。
明治三十八年十二月十八日、無格社宇気比神社および天神社を合祀。
明治四十一年三月二十七日、北藤原鎮座の畠田神社に合祀され、
同年八月十三日、その畠田神社は中村へ遷座した。
当社は式内社・石田神社の論社だが、異説も多く、
有爾村鎮座説(現有爾中)、濱田村鎮座説、高木村鎮座説などがある。
石田神社跡 |
石田神社跡 | 樹と石碑と灯籠 |
「石田神社舊跡」石碑 |
養川の荒剥(あらはぎ)にあり
石田(いわた)とよむ(式内社)
祭神は豊宇気比売(とよけひめ)
明治41年4月北藤原の畠田神社に
合祀同年8月中村の畠田神社に移転
−案内板より− |
【 石田神社舊跡 (明和町)(印刷用ページ) 】