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田乃家神社
たのえじんじゃ
三重県度会郡玉城町矢野字宮前387  Zenrin Data Com Maps display !!

式内社 伊勢國度會郡 田乃家神社
皇大神宮摂社

御祭神
大神御滄川神(おおかみのみさむかわのかみ)

御同座社
皇大神宮摂社 田乃家御前神社 たのえみまえ 大神御滄川御前神

玉城町、矢野集落から西へ。墓地の北の林の奥にある。
道路から少し奥に入口があり、やや怪しげな雰囲気。

参道を歩くと、小さな生き物がヒョコヒョコと動き回る。
良く見ると、小さな青蛙が、たくさん。周囲が田だからだろうか。
やはり、不気味。

雄略天皇の御代の創祀。

「田乃家神社」とも「田邊神社」とも記され、
内宮の摂社の一つ。
式内社・田乃家神社に比定されている古社。

いつの頃か衰微・廃絶したが、寛文三年摂社再興の折に現在地に再興された。
再興以前には、前殿に皇大神宮摂社・田乃家御前神社が祀られていたらしいが
再興の際に御同座(合祀)に祀られた。


参道

境内で飛び跳ねるアオガエル

境内

社殿

社殿

 さて、社名の由来であるが、経雅・清直の地名説に疑問が 残るので、やはり土地に関するものと考へたい。正身の 「田の上」、守良の「田戸」の二説のどちらに妥当性があ るかは検討する史料もない。或いは後に触れるが『儀式 帳』に当社の西北が公田で限られてゐる事が記されてゐる ことより、文字通り「田の邊」と解釈し、田のほとり、田 のあたりにある社とも考へられるであろう。社名の由来は 明確にしえない。

−『式内社調査報告』−



【 皇大神宮摂社 田乃家神社(印刷用ページ) 】

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