[HOME]  >  [神社記憶]  >  [東海地方]  >
メニューを表示する 表示用ページ


牛庭神社跡
うしばじんじゃあと
三重県松阪市東久保町633  Zenrin Data Com Maps display !!

式内社 伊勢國多氣郡 牛庭神社

御祭神
大山咋神 庭高津日神

三重県松阪市にある。
松阪駅の東7Kmほど、櫛田川右岸の東久保町。
23号線の東黒部町交差点から706号線を300mほど南下して、
東へ入った場所の道路南側に石碑が立っている。

『式内社調査報告』に載っている地図を頼りに探したが、
石碑は道路を背にして立っているので、二度ほど見逃して通過してしまった。
ふと車を停めて前面に回ってみると「牛庭神社跡」と刻まれていた。

石碑の左側には山神の石祠。背面に埋め込まれた石板によると、
この石碑は昭和十年に建立されたものらしく、
「耕地整理によって北東七十五米の地にあった社跡をここに移す 昭和六十年三月吉日」とある。

石碑のある道路が東久保町と牛草町の境界線になるのだが、
元は牛草町に鎮座していたようだ。

「牛庭神社」の読みは確認していないが、
同じく松阪市にある牛庭神社は「うしばじんじゃ」と読むので、それに従った。
ただし牛草町は「うしくさ」と読むらしいので「うしにわじんじゃ」が正しいのかもしれない。

式内社・牛庭神社の論社であった神社。
明治四十一年四月七日、柿木原の二十五柱神社に合祀され、
昭和十年、跡地に石碑が建立されたもの。
以前は、八十五坪の境内だったようだが、由緒等、詳細は未確認。


山神の石祠と石碑

道路を背にして立っている

背面に移設の説明

山神の石祠の前にみかんと小僧


【 牛庭神社跡 (松阪市東久保)(印刷用ページ) 】

ボーダー




no index