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伊志夫神社
いしふじんじゃ
静岡県賀茂郡松崎町石部字坂下98  Zenrin Data Com Maps display !!

式内社 伊豆國那賀郡 伊志夫神社
旧村社

御祭神
大山祇之神

静岡県の松崎町にある。
松崎町役場から南西に5Kmほどの石部に鎮座。
駿河湾を右に見ながら136号線を南西へ進み
石部海水浴場から山道川に沿って200mほど。
山道川の西側、山の斜面に境内がある。

境内入口は北側。
参道には幾つかの石仏や石祠が並んでいる。
階段を上ると、境内社・津島神社があり、朱の鳥居が立っている。
津島神社の右手(北側)に階段があり、階段上には境内社・三峰神社。

朱の鳥居をくぐり、さらに階段を登ると、上に社殿があり、
階段の傍らに、境内社・濱川神社と境内社・秋葉神社がある。

階段上には拝殿があり、南側は大きな石で囲まれている。
この山は岩山のようで、アチコチに岩肌が露出している。

拝殿の後方に、本殿の覆屋があり、中には流造の本殿がある。
覆屋の扉が開いており、中に入れるようになっていたが
いつも開いているかどうかはわからない。
参拝日が、元旦だったからかもしれない。

創祀年代は不詳。
『伊豆国神階帳』に「従四位上 いしひの明神」とある古社。

旧鎮座地は、山道川対岸の禅宗院付近にあったと伝えられ
禅衆院境内入口に、牡牝二石があるらしい。
参拝時に知らなかったので、残念ながら見ていないのだ。

牝石は高さ4mほどもあり、石の頂上部に窪みがあって
往古は火を燃やして祀ったことにより、
石火明神と称されていており、村名も石火と呼ばれていたという。

ところが、天文年中、度々の火災が起こったため、
「火」の文字を、「部」と変えて、石部と称するようになったとか。

式内社・伊志夫神社に比定されている神社。

神紋はわからなかった。
石や火を連想するような紋を期待していたのだが、
本殿に巴紋、手水鉢に菊水紋が刻まれており、水の紋だけだった。


参道の石仏や石祠

参道階段

参道鳥居

さらに階段

参道鳥居と津島神社

津島神社脇に階段

上に三峰神社

参道脇の濱川神社

秋葉神社

参道階段

階段上に社殿

本殿覆屋

本殿


【 伊志夫神社 (松崎町)(印刷用ページ) 】

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