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両神社
りょうじんじゃ
静岡県下田市須崎838  Zenrin Data Com Maps display !!


三つ巴

式内社 伊豆國賀茂郡 佐伎多麻比咩命神社
式内社 伊豆國賀茂郡 穂都佐氣命神社

御祭神
伊弉諾尊 伊弉冉尊

静岡県下田市にある。
伊豆急行下田駅の南東4.5Kmほどの須崎に鎮座。
135号線を東へ進み、柿崎で116号線に入って南下。
須崎漁港の近く、民家の路地奥に境内がある。
道が狭かったので、漁港に車を停めて参拝開始。
道はよく覚えていないが、地図を頼りに狭い道を入ると
階段の奥に鳥居が見えた。

階段下に手水舎があり、階段を上ると鳥居。
参拝は正月三日で、初詣もそろそろ終わる時期。
鳥居には、大祓の茅の輪が掛けられており、
境内には初詣客を迎えるためのテントが残されていた。

拝殿は入母屋造。
拝殿の幕には巴紋が染められていた。
拝殿の後方、一段高い位置に本殿を納めた覆屋がある。
内部は確認できなかったので、本殿の様式は未確認。
拝殿の奥に見える本殿前には二つの祭壇があり
お供えも二つ。
社号の通り、二柱の神を祀った神社だとわかる。

残念ながら当社に関する由緒は未入手。
だから、創祀年代も由緒・由来もわからない。

『式内社調査報告』によると、
竹村茂雄の『伊豆國式社考』に、式内社・佐伎多麻比咩命神社は
「洲崎ノ神社ナランカ」とあり、須崎鎮座の当社を想定しているらしい。

また、かっては当社は三島大明神と称したといい、
『伊豆國式社考証』には、式内社・穂都佐氣命神社は
「賀茂郡洲崎村三島明神ナランカ」とあり、
当社が式内社・穂都佐氣命神社という説を紹介されている。

伊豆半島から、さらに海に突き出した岬の漁港にあり、
伊豆独自の神を祀っている雰囲気なのだが、
現在の祭神は、伊弉諾尊伊弉冉尊の二柱。

本殿の右脇に、小さな石祠が一つあるが詳細は不明。
大きな鏡が祀られていた。

『平成祭データ』には、当社の境内社として、以下の名が載っているが
境内にあるのか、境外にあるのか分からない。
大日孁命神社、大鷦鷯命神社、竜神社。


社頭

境内

拝殿

境内

社殿

社殿

社殿

本殿覆屋

境内社


【 両神社 (下田市)(印刷用ページ) 】

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