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志磨神社
しまじんじゃ
和歌山県和歌山市中之島677  Zenrin Data Com Maps display !!


三つ巴

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式内社 紀伊國名草郡 志磨神社 名神大
旧県社

御祭神
中津島姫命 亦名 市杵島姫命 配祀 生國魂神

相殿 大己貴命 素盞嗚尊 『志磨神社頭職系』
九頭大明神 『棟札』

紀勢本線紀和駅の南200m。中之島にある。
紀ノ川の下流で、古代には、中洲状の島であり、
中津島と呼ばれていた。

祭神中津島姫命は、市杵島姫命とされているが、
単純に、中州の神であろう。「島」の神だ。
宮司の家系も、たしか島氏だったはず。

国道24号線、北大通りに面して鳥居が建ち、
参道を北へ進むと、神門がある。
神門をくぐって、やや右手へ進むと、社殿がある。
ということは、本殿は、西向き。紀ノ川の河口向きということか。

社殿周囲には、多くの境内社がある。

式内社・志磨神社に比定される古社。

伊達神社静火神社とともに、紀三所の神と呼ばれ、
祭神を大屋都姫命とする説もある。

「住吉大社神代記」によれば、
神功皇后が三韓出兵に用いた三艘の船を、
武内宿禰に祀らせたものが、紀三所の神のはじまり。

大国主命を合せ祀るようになって後、九頭大明神、
国津大明神とも称され、棟札に、その名が刻まれている。

朱塗りの鳥居には、瓦が載っている。

本殿は拝殿(幣殿)と繋がっており、形状がよくわからないが、
資料によれば、春日造。
拝殿内で、七五三の御祓い中だった。


社頭

鳥居

鳥居扁額

神門

拝殿

境内

拝殿扁額

本殿

境内社

神明神社

天満神社

境内社

境内社

御 由 緒
御 祭 神 中津島姫命 配祀 生國魂神
 御創建は悠久の昔、今より約千八百年前神功皇后三韓 征伐の御神助を厚く征謝され凱旋後武内宿禰をして奉斎 せしめられた。
御社格 延喜式内名神大社 縣社 御神階正一位
大同元年朝廷より神領七戸を寄せられた志磨神戸(地名称)と云う。 古来朝野の信仰厚く神域広大社殿宏壮を誇ったが南北朝時代 神職領民等吉野朝に味方した為神領封戸の没収に遭ひ其の後 足利義満公再興、更に天正年間豊臣秀吉紀州征伐の時郷党郷 土防衛の為応戦兵火に罹って焼亡した。紀伊國名所圖繪にこの事 を嘆じて「今の結構は古の五ヶ一にも足らず」と有る。徳川時代に入り 藩公の崇敬有り特に明治以降一般の崇敬厚く社運勃興の途についた。 生成発展縁結びの神として尊崇をあつむ。

−境内案内より−



【 志磨神社(印刷用ページ) 】

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