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根津神社
ねづじんじゃ
東京都文京区根津1−29−8  Zenrin Data Com Maps display !!


万字巴

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旧府社

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御祭神
須佐之男命 大山咋命 誉田別命
配祀 大國主命 菅原道眞

東京都文京区にある。
地下鉄千代田線の根津駅と千駄木駅の中間あたり
不忍通りの根津神社入口交差点から西へ入ると境内入口。

境内入口は東向き。
赤い鳥居の左脇に「元准勅祭 根津神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐり参道を進み、緩く右にカーブすると境内。
右手に池があり、左手に「つつじ苑」がある。
つつじ苑には四月からゴールデンウィークまで多くのつつじが咲くらしいが
参拝は三月(東日本大震災の朝)だったので、
一輪も咲いていなかった。

境内の中央に神橋があり、瓦葺の国宝・楼門。
楼門を越えると、右手に神楽殿があり、参道左手に手水舎。
参道正面には、透塀に囲まれた社殿のある境内。
入口の唐門も国宝らしい。

その唐門をくぐると、正面に朱の社殿。
社殿は権現造で、拝殿・幣殿・本殿が「エ」の字形に並んでおり、ともに国宝。

拝殿の右手に受付があり、そこで御朱印をいただいたが、
その奥に庫があった。神輿庫だろうか。

当社に到着したのは朝の八時頃。
若い神職の方々が境内の掃除をしており、
通勤のサラリーマンや通学の学生が境内を横断していく、
そんな感じの神社の朝だった。

通称は根津権現。

景行天皇の御宇、日本武尊東征の途次、
武神須佐之男の御神徳を仰ぎ創祀されたと伝えられる古社。

後、文明年間(1469〜87)太田道灌が社殿を再建。

徳川時代には、将軍徳川綱吉が嗣子・家宣の産土神として
宝永三年(1706)千駄木の旧社地(現団子坂あたり)より遷座し、
現社殿を造営。永代社領五百石を寄進した。
その当時の祭礼は、天下祭、宝永祭として行われ
特に正徳四年(1714)には未曾有の盛儀であったという。

明治になって、天皇御東幸にあたり准勅祭社となり
勅使を遣わされて国家安泰の祈願を修め給うた。

なお、当時准勅祭社に指定された十社は、
現在、東京十社と称されている。

明治五年五月郷社に列し、大正三年府社に昇格した。

当社の神紋は万字巴。卍を巴形に変形させた紋。
社殿や庫の扉には、普通の卍紋が付いていたが
賽銭箱には、この「万字巴」が付いていたので
写真をサンプリングして掲載してみた。

境内の左手、つつじ苑の北側の丘に朱の鳥居が並んでおり、
境内社の乙女稲荷社。さらに北に駒込稲荷神社が鎮座。
この丘には、徳川家宣胞衣塚や六基の庚申塔を六角形にまとめたものもある。


境内入口

鳥居

参道脇の池

神橋と楼門

楼門

神楽殿

透塀と唐門

拝殿

神輿庫?受付?

社殿

本殿

拝殿扁額

乙女稲荷社

徳川家宣胞衣塚

乙女稲荷神社

庚申塔

塞大神

駒込稲荷神社

根津神社御由緒
御由緒
当神社は今から千九百余年の昔、日本武尊が東国平定の折に、武運を祈って千駄木の地に創祀したと伝えられる古社で、文明年間には太田道灌が、江戸築城の際に戴いた御神恩に感謝して社殿を奉建している。
江戸時代には諸侯の信仰が篤く、特に五代将軍徳川綱吉は世嗣が定まった際に、その氏神として神社の現社殿を造営、永代社領五百石を寄せた。
明治維新には、明治天皇御東幸にあたり勅祭社に准ぜられ、勅使を遣わされ度々国家安泰の御祈願を修められる等、古来御神威高い名社である。
江戸三大祭
六代将軍家宣は、幕制をもって当社の祭礼を定め、正徳四年江戸全町より山車を出し、俗に天下祭と呼ばれる壮大な祭礼を執行、将軍奉納の神輿三基(現存)に供奉する行列は江戸城内に練り入り、将軍の拝礼を受けた。同じ格式による山王祭、神田祭とあわせ江戸の三大祭と言われている。
御社殿
宝永二年五代将軍徳川綱吉は、兄徳川綱重の子綱豊(後の六代家宣)が自分の世嗣に定まると、その生宅である江戸下屋敷の現地を当社に献納、時の名工を選んで世に天下普請と言われる大造営を行なった。
現存の権現造りの社殿・唐門・楼門・透塀等がこれで、江戸時代の代表的神社建築として昭和六年を国宝(現在の重要文化財)に指定された。昭和二十年一部に戦禍を受けた為、十二年をかけて大修理を行なっている。
つつじが岡
将軍綱吉は前記社殿奉建の際、徳川綱重の庭園を生かしてつつじを増植、七千坪の神苑は世につつじが岡と呼ばれ、江戸府内の名勝であった。現在、四月中旬から五月上旬にかけて数十種、三千本のつつじが咲き乱れ、古にも勝る景観である。
御社宝
重要文化財指定の太刀二振、青銅灯籠一対を始め、正徳年間将軍家奉納の神輿三基、徳川家代々朱印状、綱吉公筆の寿老人像、古面等を蔵する。

−『平成祭データ』−



【 根津神社 (文京区) 】

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