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天日陰比咩神社
あめひかげひめじんじゃ
石川県鹿島郡中能登町二宮子6  Zenrin Data Com Maps display !!


十六菊

式内社 能登國能登郡 天日陰比咩神社
旧郷社

御祭神
屋船久久能智命
相殿 大己貴命 應神天皇
配祀
崇神天皇 印色之入日子命 建御名方命
伊弉諾大神 菊理媛命 大山咋命

石川県鹿島郡にある。
能登二宮駅の南西2Kmほどの二宮に鎮座。
社前の道を東に登っていくと、石動山山頂へ続く。

南向きの境内を入ると、正面に社殿。
社殿の前にはまっすぐに延びた木。
御神木だろうか、注連縄が付けられていた。

社伝によると崇神天皇の御宇の創建。

石動山の西麓にあり、
元は、石動山山頂にある伊須流岐比古神社の下社であったが、
芹川にあった天日陰比咩神社を相殿に祀り、
現在は、天日陰比咩神が主神となったともいう。

本来は、その伊須流岐比古神社が能登二宮であり、
二宮鎮座の地として、二宮の地名になったと思われるが、
上記の理由により、天日陰比咩神社を二宮と称するようになった。

社前の案内によると、
神社後方の山の山頂に、大御前峯社があり、
中御前という場所は崇神天皇の御廟跡らしい。

境内の右手には、天神稲荷社。
祭神は宇賀御魂命菅原大神

参道に御神馬の像があり、菊紋が付いていた。
案内の石碑にも菊紋と書かれている。


境内入口

参道

境内

社殿

社殿

御神木

本殿覆殿

天神稲荷社

能登二宮
天日陰比咩神社 御由緒書
祭神 屋舩久久能智命
       草木や建造物の守護神
    相殿
祭神 大己貴命 応神天皇

 當社は 人皇十代崇神天皇の御宇御鎮座 の官幣社で 二千百余年の歴史をもつ延喜 式内社であります また往古より 菊御紋 を装飾した郷十八カ村の総社氏神でもあり ました
 建長四年四月(鎌倉時代)には能登国の二宮 となり 文徳天皇より 後圓融天皇まで 九度の神位を受けております
 社殿後山は天日加氣山と云い 
大御前峯社は 羽咋鹿島両郡の雨乞所跡で あり 中御前は 崇神天皇の御廟跡で  印色入日子命垂仁天皇の御子)の御陵墓跡 とも伝えられております
 六十一年目毎に 羽咋鹿島両郡市 諸難 退散祈願祭が執行され 両郡市より多数 の参詣があり 盛儀を極め 現在に至って おります
 例祭 六月十五日 春祭 四月十八日
 夏祭 七月十五日 秋祭 十月十五日

−社前石碑−



【 天日陰比め神社 天日陰比咩神社 (中能登町二宮)(印刷用ページ) 】

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