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森神社
もりじんじゃ
滋賀県高島市新旭町旭1156  Zenrin Data Com Maps display !!


三つ巴

式内社 近江國高嶋郡 大寸神社
旧村社

御祭神
八衢比古神 八衢比賣神 久那戸神

滋賀県高島市にある。
新旭駅の北500mほどの新旭町旭に鎮座。
東西に走る道路に、南へ続く道路が交叉したT字路にある。

境内入口は南向き。
森神社の社号の通り、外から見ると木々の多い神社だ。
境内に入ると正面に拝殿。
拝殿の後方に、垣に囲まれた本殿がある。
唐破風と千鳥破風をあわせ持つ本殿は、少し変わった形。

本殿の後ろには、御神木のタブノキ。
推定樹齢は1200年。

社伝によると、
至徳二年(1385)、大和国から勧請され、
創立以来、道祖神として崇敬された神社。

式内社・大寸神社に比定されている神社だが、
社伝が正しければ、平安時代の延喜式に記載されているはずがない。

当社が大寸神社であるとする根拠は、
森神社の社号を、大寸神社の誤字であろうとする推測のみ。
寸は「村」の略字と考え、大寸 = 大村。
さらに、大村 = 大林 = 森 と変化した誤字だという。

本殿に右手に、小さな小祠・五十鈴神社(天照大神)。
境内左側に、饗庭神社(貞隆親王)。
境内社は、もう一つあったが詳細は不明。

境内隅には、鎌倉時代の石造宝塔が置かれている。


社域

境内入口

境内

拝殿

本殿千鳥破風

境内社

本殿唐破風

五十鈴神社

本殿後ろのタブノキ

タブノキ

境内左の饗庭神社

境内隅の石造宝塔

森神社

由緒
至徳二年(1385年)大和国より勧請して産土神として奉祀。以来道祖神と称していたが、明治元年(1868年)に現在の社号に改められた。明治九年村社に指定、大正十四年神饌幣帛料供進に指定された。
明和元年(1764年)よりのことを書いた「森村永代年表記」によると寛政四年(1792年)本殿再建・文化五年(1808年)正面石垣造営・慶応二年(1886年)拝殿再建・明治十年(1877年)鳥居建立とあり、屋根の葺替えは明治四年より十年毎に行われている。

−『平成祭データ』−



【 森神社 (高島市)(印刷用ページ) 】

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