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老尾神社
おいおじんじゃ
千葉県匝瑳市生尾75
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千葉県匝瑳市にある。
八日市場駅の北西2Kmほどの生尾に鎮座。
16号線から少し東へ入った場所。
緩やかな坂道を登ると、境内入口。
少し広い場所があり、白い鳥居が立っている。
鳥居をくぐると、山道のような参道が続き、
境内中央に社殿が一つ。
拝殿の後方、垣の中に流造の本殿がある。
参拝日は土曜日の午後。高校が近くにあり、
16号線は下校の高校生がゾロゾロと歩いていた。
参拝中にも、校舎の方から楽器演奏の音が聞こえてくる。
そんな神社。
当社の社号「老尾」は、
鎮座地の生尾(おいお)から取られた名前。
つまり、生(老)尾の神の社ということ。
地元では、匝瑳大明神とも呼ばれているらしい。
匝瑳郡唯一の式内社であり、
匝瑳郡を代表する神ということだろう。
ただし、『平成祭データ』には、「ろうび」と記されている。
正式な読み方は、どちらだろうか。
当社祭神・阿佐比古命は、経津主神の御子神。
当地方の守護神として祀られた神である。
よって、匝瑳郡の総社として崇敬されていたが、
正平二十四年(1369)、社殿を焼失。
千葉氏によって再興されたが、
千葉氏の衰えとともに、当社も衰退していったと思われる。
拝殿や本殿の屋根には、三つ巴の紋が付いていた。
境内の左手に、境内社の石祠が一つあるが、
詳細は知らない。
境内入口 | 参道 |
境内 |
社殿 | 社殿 |
境内社 | 本殿 |
【 老尾神社 (匝瑳市) 】