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三和神社
みわじんじゃ
栃木県那須郡那珂川町三輪726  Zenrin Data Com Maps display !!


十六菊

式内社 下野國那須郡 三和神社
旧郷社

御祭神
大物主命
配祀
火産霊神 木花咲耶姫命

栃木県那珂川町(旧小川町)三輪にある。
293号線から少し北へ入った場所。
「カタクリ山駐車場」の西に森があり、
東向きに鳥居が見える。
当社の裏が、カタクリの群生地になっているようだ。

それほど奥行きのある境内ではないが、
高い木々が多く、境内は昼でも暗い状態。
鳥居をくぐると、異世界に入ったような静けさと涼感。

創建は、推古天皇12年(604)といわれ、
続日本後紀や三代実録にも記されている、国史見在社でもある。

大和の大神神社からの勧請だと思うが、
その経緯については、わからなかった。

往古は宮窪という地に鎮座していたという。

拝殿の屋根に、手作りらしき菊紋が付いていたのだが、
よく見ると、花弁が17枚。
特別な謂れはないようなので、多分、16枚が正しいのではないかと思うが、
これも未確認。


社域の森、木が高い

鳥居

境内

拝殿

本殿

稲荷社

参道

社殿から境内、暗いでしょ

三和神社
栃木県那須郡小川町大字三輪字宮元七二六番地
管理者三和神社
祭神大物主命
由緒延喜式内社
推古天皇一二年(六〇四)創設
沿革
 始め毛野国三輪山と称する当山の三つ又の槻木(現在のケヤキ)の大木を御神体として芽の 輪を捧げて奉祀する。
 元明天皇和銅六年(七一三)に初めて神殿を建立する。
 称徳天皇神護景雲二年(七六八)神祇官(勅使)の奉幣に預かり三和の神号を勅宣される。
 仁明天皇承和五年(八三八)九月下野国那須郡三和神官社に預かる。〔続日本後紀〕
 陽成天皇元慶四年(八八〇)八月下野国従五位下三和神、正五位上を授けられる。〔三代実録〕
 光孝天皇仁和元年(八八五)二月下野国正五位上三和神、従四位下を授けられる。〔三代実録〕
 醍醐天皇延喜五年(九〇五)延喜式神名帳に選載され式内社となる。〔延喜式〕
 堀河天皇長治二年(一一〇五)須藤権守貞信、八溝討伐に際し三和神に祈願する。
 近衛天皇天養元年(一一四四)八月本社拝殿造立、現社殿は明治一六年新築、昭和四五年改築する。
 また、神社には氏子により五穀豊穣を祈願する天祭(町指定無形民俗文化財)が天正年間 (一五七三〜一五九一)から伝えられている。
 附記
ここより北東五〇〇メートルに那須与一宗隆公ご霊廟として奉祀される御霊神社がある。

−境内案内より−



【 三和神社 (栃木)(印刷用ページ) 】

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