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花岡神社
はなおかじんじゃ
兵庫県養父市八鹿町坂本字宮ノ下650−1
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式内社 但馬國養父郡 保奈麻神社 |
兵庫県養父市にある。
八鹿駅の東3Kmほどの八鹿町坂本に鎮座。
円山川を越えて、川(名前はわからない)に沿って東へ。
道がカーブしている地点に小さな境内。
石積みの上に社殿。
覆屋の中に、流造の本殿が鎮座している。
社殿の左前、階段の横に巨木の痕跡。
かつては周囲の目印になりそうなほど大きな木だったのだろうが
今は、根元のみ。
中をくり抜いて、新しい木が育っていた。
創祀年代は不詳。由緒も不詳。
祭神も不詳。
明治元年の棟札に、
「奉祭花岡一之宮 天津彦火轉瓊々杵尊 木花開耶姫命」
と書かれているが、
新に神霊を勧請したもので、本来の祭神ではないようだ。
「花岡」の社号から、木花開耶姫命を連想したのだろう。
慶応四年、本殿を改築。
明治六年十月、村社に列した。
式内社・保奈麻神社の論社の一つ。
ただし、明確な根拠があるわけではなく、
『校補但馬考』などによると、保奈麻神社は
古墳の多い、八鹿町の坂本・岩崎・大江あたりに
あったのではないかと考えられている。
ただし、『校補但馬考』では当社のことを
花園神社と記されている。
覆屋の右手に、境内社が一つ。
『兵庫縣神社誌』によると稲荷社らしい。
社頭 |
境内 | 社殿 |
本殿 | 境内社 |
【 花岡神社 (八鹿町)(印刷用ページ) 】