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天尾羽張命
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天尾羽張命
あめのおはばりのみこと

別名
伊都之尾羽張神:いつのおはばりのかみ
稜威雄走神:いつのおばしりのかみ
……
  • 伊邪那美迦具土神を生んだ際に、 その火に焼かれて死んでしまったことを悲しみ、怒った伊邪那岐が、 十拳剣(長い剣)を抜いて迦具土神を斬り殺してしまった。その刀剣の名を天之尾羽張といい、 またの名を伊都之尾羽張という。

  • 尾羽張とは、一般に先が鋭く反ってよく斬れると解釈されている。

  • 『日本書紀』の天孫降臨の章に登場する稜威雄走神も同神で、 稜威雄走神の子が甕速日神、その子が熯速日命、その子が武甕槌神

  • 『古語拾遺』に、須佐之男命が八岐大蛇を斬った天十握剣の名を天羽羽斬といい、羽羽は大蛇であるという。 よって羽張は、雄々しい大蛇とする説もある。

  • 『古事記』の建御雷神の条に、建御雷神の親神として登場し、 「天安何の水を塞ぎ止めて」とあり、水神とする説もある。

天尾羽張命 を祀る神社
(玄松子が参拝した神社のみ)

鹿島天足和気神社宮城県亘理郡亘理町逢隈鹿島字宮前97
斐伊神社島根県雲南市木次町里方字宮崎463
佐肆布都神社長崎県壱岐市芦辺町箱崎大左右触1146

【 天尾羽張命:玄松子の祭神記(印刷用ページ) 】

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