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速飄別命
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速飄別命
はやつむじわけのみこと

別名
速都武自和氣命:はやつむじわけのみこと
速都牟自別神:はやつむじわけのかみ
波夜都武自神:はやつむじのかみ
……
  • 速飄(はやち)は、疾風、迅風とも記す。風の神。 一説には風神である志那津比古の荒御魂。

  • 邇芸速日命の天降りの後、高御産巣日神が速飄をして邇芸速日命の状況視察に遣はしたところ邇芸速日命はすでに死亡したあとであった。 直ちにこのことを復命すると、高御産巣日神は哀泣して速飄を遣はし、邇芸速日命の屍骸を天上に収めさせて七昼夜遊楽して哀泣し、天上に歛葬したことを伝へた。

  • 天孫降臨に先だって遣わされた天椎彦について、父神・天国玉神は天椎彦のすでに死去したことを知り、 疾風を遣はして屍を天上に収めさせ喪屋を造って殯し八日八夜啼哭悲歌した。

  • 邇芸速日命と天椎彦は共に天羽羽矢を与えられて天降った天神の子。上記の死の話と合わせて、邇芸速日命=天椎彦とも思われる。

速飄別命 を祀る神社
(玄松子が参拝した神社のみ)

久良彌神社島根県松江市新庄町994
筑陽神社島根県松江市東出雲町下意東字宮山815

【 速飄別命:玄松子の祭神記 】

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