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目結紋 めゆい
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隅立四つ目

四つ目

三つ目

丸に隅立四つ目

丸に平四つ目

六つ目

平四ツ目七ツ割
 染文様の目結を図案化した紋。布地を点状にくくり染色したもので、鹿の子絞り染めといわれたものが文様化した。この文様は、上代から行われたもので、正倉院には、今なおこの織文があるという。平安鎌倉時代にかけて、衣服や直垂、幡などの文様として、盛んに流行し、家紋に転じた。目結は、対角線を斜めにした平目結、対角線の一つを垂直に立てた角立て目結、そして斜めに配列する寄せ懸け目結(付け懸け目結)などに大別される。また数によって一つ目結、三つ目結と呼ばれている。目結が紋章として見られるのは『源平盛衰記』の、佐佐木四郎高綱が着用の三つ目結の直垂に関する記録からである。また、九州の武家、竹崎五郎季長も三つ目結に古文字を用いていたと『蒙古襲来絵詞』び記されている。『見聞諸家紋』によると、佐佐木氏・椎名氏が四つ目結、飯田氏・二松氏が三つ目結、本庄氏・斎藤氏が九つ目結などを紋としている。江戸時代になると、この紋を用いた大名・旗本の数は七十余家にもおよんだ。
−参考文献 日本「家紋由来」総覧

使用神社の例
(玄松子が参拝し確認したもの)

霹靂神社長崎県対馬市上対馬町大増1073
能理刀神社長崎県対馬市上対馬町芦見字スダリ274
胡簶神社長崎県対馬市上対馬町琴1
國本神社長崎県対馬市上県町瀬田1
筑紫神社福岡県筑紫野市原田2550
荒穂神社佐賀県三養基郡基山町大字宮浦字宮脇2050
住吉神社長崎県対馬市美津島町鴨居瀬174
大荒比古神社滋賀県高島市新旭町安井川844
藤戸社新潟県新発田市東宮内藤戸山441
椙尾神社山形県鶴岡市馬町字宮ノ腰169
小野神社島根県益田市戸田町字松雲山イ−858
小野神社滋賀県大津市小野1961
岡神社滋賀県米原市間田96


【 目結紋 (めゆい) 】

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