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八坂神社
やさかじんじゃ
徳島県美馬市美馬町字滝の宮231
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式内社 阿波國美馬郡 弥都波能賣神社 |
徳島県美馬市美馬町にある。
徳島自動車道美馬I.C.の東500mの滝宮に鎮座。
美馬町の中心部からI.C.へ向かう道から東へ入り、
丘の上に上っていく。
上水道用の配水池の側を通り、進むと、
道の西側に緑の境内がある。
と、言葉で説明すると、このようになるが、
実際は、神社を探しながらウロウロと歩いたので、
よく覚えていないのだ。
とにかく、緑の境内という印象。
一見、お寺かとも思ったが、社殿の後方には本殿があり、
額には、「八坂神社」と記されていた。
創祀年代・由緒は不詳。
式内社・弥都波能賣神社の論社の一つ。
鎮座地名が、「滝宮」なので、
多分、当社に由来するものだろう。
とすれば、昔は、付近に滝が存在していたのかもしれない。
当地は、香川県との県境にある竜王山の南麓にあり、
周囲の地名には、久保(窪)、井ノ神、池ノ浦など、
水に関するものも多く、今でも配水池などがある場所。
水神である、弥都波能賣神を祀るには相応しい場所ではある。
式内社・弥都波能賣神社の有力な論社である。
武大神社も、滝宮と称されているし、
同じく論社の建神社も祭神は素盞嗚尊。
そのようなことから、当社も、その論社となったのかもしれない。
また、他の論社は、ほかの式内社の論社でもあり、
もし、それらが弥都波能賣神社でない別の式内社であれば、
当社の存在の意味は大きい。
本殿の屋根に、茗荷紋が付けられていた。
八坂神社であり、素盞嗚尊を祭るなら、木瓜だろうと思うのだが。
社殿 | 社殿 |
境内 |
拝殿扁額 | 本殿 | 神紋 |
【 八坂神社 (美馬町)(印刷用ページ) 】