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黒嶋神宮
くろしまじんぐう
愛媛県新居浜市黒島107
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愛媛県新居浜市にある。
多喜浜駅の北東3Kmほどの黒島に鎮座。
黒島は、昔は離島だったそうで、
現在は干拓により陸続きの島。
対岸には大島が浮かんでいる。
黒島の名は、木々が黒々と茂っていたから。
一説には、大島を大黒島と称していたが、
大島・黒島と名を別けたとも。
神社は丘の上に南面し、境内には幾つかの境内社。
境内に群生している椿は、新居浜市指定の天然記念物。
仁徳天皇の御代の創建。
斉明天皇の西征の折、大田姫が船中で産気づき、黒島で下船。
当社へ安産祈願をして、無事、大伯皇女を安産したといい。
安産祈願の神社として有名。
社殿の横には、願石があり、
安産祈願の折には、一石を持ち帰り、
安産が叶ったら、二石にして返すという。
社殿の横に、鰐石という奇岩がある。
秀吉の朝鮮出兵の時に、黒島から参加した三名の水夫が持ち帰ったもの。
社殿には、「三」の文字の紋が付いており、
大山祇神社と同じ紋だと思うが、細部が確認できなかったので、保留。
黒島 |
社頭 | 鳥居 |
境内 |
拝殿 | 本殿 |
鰐石 | 本殿 | 力石・願石 |
松尾神社、稲荷神社 |
石長姫神社 | 猿田彦神社など |
天神社 | 若宮神社 | 大松稲荷社 |
−境内案内より− |
【 黒嶋神宮 (新居浜市)(印刷用ページ) 】