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大年神社
おおとしじんじゃ
島根県江津市和木町41  Zenrin Data Com Maps display !!


三つ盛り
二重亀甲に
花菱

式内社 石見國那賀郡 大歳神社
旧村社

御祭神
大年神

島根県江津市にある。
JR都野津駅の北東2Kmほどの和木に鎮座。
日本海沿岸を走る9号線から、
小さな和木川沿いの道を500mほど南東へ入った場所。
途中の道には、「小川家雪舟庭園」への案内があった。

和木川のそばに鳥居が立ち、
川にかかる石橋を渡ると境内。社殿は北西向き。
背後の森を背負うかのような、どっしりとした拝殿の後方に
こじんまりとした大社造の本殿がある。

創祀年代・由緒ともに不詳。

式内社・大歳神社の論社の一つ。
『式内社調査報告』には、論社ではなく類社と記されている。
大歳神社は、三代実録によると、貞観十三年四月三日に
従五位下の神階を授けられた古社だが、
その論社・類社が多く、特定は難しいようだ。

境内の右手に、境内社が二つ。
向かって左が大元神社(國常立尊)。右が恵比須神社(事代主命)。

神紋は、三つ盛り二重亀甲に花菱。
拝殿の扁額や、屋根瓦に付いていた。
江津の神社は、石見二宮の多鳩神社との関連があるようで、
神紋も同じなのだろう。

川の側にある小さな神社。
この神社の境内前の道も狭くて、車を停められなかったけど、
少し離れた場所に、広い空き地があったので車を停めて、歩いて参拝。

小さな川沿いの道を歩いていると、対岸の木々の間に、何かが立っていた。
よく見ると「筆塚」と書かれた、白い筆をかたどった石碑。
当社と関連があるのかどうかはわからないけど、
なぜ、こんなところに立っているのか不思議。


鳥居

橋を渡って境内

境内

参道の筆塚

本殿

境内社


【 大年神社 (江津市和木町)(印刷用ページ) 】

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