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中尾神社
なかおじんじゃ
山梨県笛吹市一宮町中尾1331  Zenrin Data Com Maps display !!


ひとつ槌


花菱


十六菊

式内社 甲斐國八代郡 中尾神社
旧村社

御祭神
大己貴命 少彦名命

大己貴命 『甲斐名勝志』『特撰神名蝶』

山梨県笛吹市一宮町にある。
甲斐一宮浅間神社の北西1Km。
道路交差点の角にある小さな境内に鎮座。

境内は銀杏の落葉で黄色一色。
近所の方が家族で銀杏採りをしていた。
写真を撮っていると、女の子が、珍しそうに見ていた。

境内右手にも、名前はわからないが巨木が立っていて、
狭くて庶民的な印象だが、美しい雰囲気の神社。

社伝によれば、垂仁天皇7年の勧請。
天慶年中(937−947)征東大将軍藤原忠文が
平将門追討の際に、朱雀天皇幣帛を奉り祈願したという。

通称、飛永明神とも呼ばれる神社。
または、道祖神さまと呼ばれている。
道祖神の小石祠は社殿の側に祀られている。

境内左手には、天満宮。

社殿には、花菱紋、菊紋とともに、槌紋が付いていた。
祭神、大己貴命大国様)の持物から付けたのだろうか。


鳥居

社号標

境内

拝殿

本殿

境内社・天満宮

境内社

巨木

中尾神社略記
御祭神大己貴命 少彦名命
配祀道祖神 天満宮 山神社 大神社
旧社格村社 延喜式甲斐二十社の一社
鎮座地一宮町中尾字上手一、三三一
境内面積一八七二平米(五六七坪)
 御由緒については飛永明神と号し垂仁天皇七年 正月甲子の日勧請し古くは延喜式神名帳にも見ゆ る大社にして、天慶年中(九三八―九四六年)藤 原忠文、平将門征討の時奉幣あり、新羅三郎義光 以来、武田氏代々に崇敬厚く社領を寄せられた。
 本殿は唐破風桧皮葺、江戸初期の建築、拝殿は 明治四十年改築し、規模大ならずと雖も宮殿の形 体に於いては欠くる所なく自から神威の尊さを仰 明治四年当地に奉遷し、一月十四、十五日はお蚕 の神様として近郷に知られた大きな祭であるが、 近年は寧ろ交通安全の御神徳が大である。また昭 和五十七年天神社を境内に遷祀し、家内安全、果 実の豊作、交通安全、学問の向上等信仰が篤い。

−社前案内板−



【 中尾神社 (笛吹市)(印刷用ページ) 】

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