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竹宇駒ケ嶽神社
ちくうこまがたけじんじゃ
山梨県北杜市白州町白須8884−1  Zenrin Data Com Maps display !!


山形に駒

甲斐 駒ケ嶽神社公式サイトを開く

御祭神
大己貴神 少彦名神 天手力男神

山梨県北杜市(旧白州町)にある。
山梨県と長野県の県境に聳える甲斐駒ケ岳(2967m)の東麓。
20号線付近にある北杜市白州総合支所から
尾白川に沿って西へ4Kmほどの白州町白須に鎮座。
尾白の森名水公園を通過した突き当たりに、尾白川渓谷の無料駐車場があり、
そこが甲斐駒ケ岳登山口になっている。

山梨県側の甲斐駒ケ岳への登山口はここ(竹宇地区)と横手にあり、
それぞれの登山口に駒ケ嶽神社が鎮座しており、
地元では竹宇駒ケ嶽神社、横手駒ケ嶽神社と区別して読んでいるようだ。
ただし、当社の公式サイトでは甲斐 駒ケ嶽神社となっている。

尾白川渓谷の無料駐車場の登山口から砂利の道を歩いて進むと
大きな岩の間に道が続いており、その奥が当社の境内。
境内脇に尾白川にかかる釣橋があり、登山道が続いている。

境内入口は南東向き。山岳信仰の神社らしく、
境内にはいくつもの岩があり、それぞれの岩の上には石碑や石像が祀られている。
参道を進むと、左手に祖霊宮、右手に子宝にご利益のある子玉社。
さらに参道を進むと、左手に社務所、右手に神楽殿、正面に当社の社殿がある。

当社に関する資料は未入手。
『山梨県神社誌』にも横手の駒ケ嶽神社は記載されているが、
当社、竹宇の駒ケ嶽神社は載っていない。

境内の由緒書きによると、
甲斐駒ケ岳は江戸時代に信州の人、今右エ門の次男、権三郎
(後に弘幡行者開山偉力不動尊)によって開かれた信仰の山。
その登山口に駒ケ岳講信者によって創祀された神社。

甲斐駒ケ岳の名称は、
建御雷神から生まれた天津速駒と言う白馬が住んでいたのに由来し、
尾白川はこの白馬の尾から名付けられたという。

当社は、甲斐駒ケ岳山頂の本宮(奥宮)に対する前宮(里宮)。
山頂本宮には大己貴大神と駒室大神が、摩利支天峰には摩利支天が、
西峰には天照大神と馬頭観音、 烏帽子岳には薬師大神と大頭羅白神。
黒戸山には刀利天と大日大神が祀られているらしい。

賽銭箱や公式サイトを見ると、当社の神紋は山形に駒の字のようだ。

境内には不動明王や竜王などの多くの石碑や石像が祀られているが、
祖霊宮や子玉社の他に、名水神社・龍神宮、黒白龍神宮、摩利支天なども。


甲斐駒ケ岳(だと思う)

竹宇登山道入り口

参道

境内入口

祖霊宮

子玉社

境内

社殿

神楽殿

石碑

名水神社・龍神宮

黒白龍神宮

摩利支天

多くの石碑や石像

尾白川にかかる釣橋

登山道の釣橋

境内社殿

甲斐駒ケ岳・駒ケ岳神社
甲斐駒ケ岳の名称は建御雷神から生まれた天津速駒と 言う白馬が住んでいたのに由来します。同様に尾白川 もこの白馬の尾から取られたものです。甲斐駒ケ岳は 信州の人今右エ門の次男、権三郎(後に弘幡行者開山 偉力不動尊)によって開かれた信仰の山であります。
駒ケ岳神社は甲斐駒の麓にあり、今から約270年前 に駒ケ岳講信者が建立し、須佐之男命の子、大躬 貴命が祭られています。幽玄なる神木に囲まれたこの 神社は毎年4月12日に神楽が行なわれ講社、氏子の 参拝で賑やかです。

−境内由緒書きより−



【 竹宇駒ケ嶽神社 甲斐 駒ケ嶽神社 (白州町白須)(印刷用ページ) 】

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