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布制神社
ふせじんじゃ
長野県長野市篠ノ井石川布制山2173  Zenrin Data Com Maps display !!

式内社 信濃國更級郡 布制神社
旧郷社

御祭神
正殿
大倭根子彦國玖琉尊(孝元天皇) 大毘古命 彦太忍信命
左殿
誉田別尊 建御名方命 八坂刀賣命
右殿
大山祇命

長野県長野市にある。
篠ノ井駅の西4Kmほどの篠ノ井石川に鎮座。
篠ノ井駅付近から70号線を西へ1Kmほど進んだ辺りで
北側の道に入るのだが、地図で確認すると
そちらの狭い道も同じ70号線らしい。
たぶん旧道なのだろうと思うが、
その道を2Kmほど走っていると、
参道入口の鳥居が立っている。

鳥居はシンプルな黒木鳥居だが、扁額が妙に大きい。
鳥居の右脇には「郷社 延喜式内 布制神社」と
刻まれた社号標が立っている。

鳥居をくぐると、緩やかに登る坂道の参道。
車でも登れそうな舗装路だが、
ちょっと狭いので、歩いて登った。
300mほど登ったところが少し広くなっており
境内入口の朱の鳥居と手水舎がある。

鳥居をくぐり階段を登ると、境内だが
まるで要塞のような雰囲気。
石垣の上に大きな社殿が建っている。
石垣の右手に階段があるので登ってみると
社殿が大きく、スペースが狭いので
普通のカメラでは全容が撮影できないかもしれない。
広角レンズでようやく撮影したが、歪みが大きいのが残念。
拝殿の後方には、拝殿に比してやや小振りな本殿がある。

創祀年代は不詳。

古来、石川村の産土神として崇敬され
養老五年(721)再建の棟札が伝わっていたが
天和三年(1683)焼失。
口碑によると奈良朝以前から鎮座していたという。

式内社・布制神社の論社の一つ。

口伝によると、布勢朝臣某が当地に下向し
布施郷の地を開拓に際し、祖神として正殿に三神を勧請。
字丸山より誉田別尊、字虚空蔵山より大山祇命を奉遷、
また諏訪二神を合殿に祀ったという。

本殿の右手や、境内左手の山道に
いくつかの石祠が祀られているが、詳細は不明。

当社背後の山には、川柳将軍塚古墳や姫塚古墳などの
前方後円墳があるらしい。


参道入口の大鳥居

参道

境内入口

鳥居から参道階段

境内

社殿

本殿

社殿

境内の石祠

境内の石祠


【 布制神社 (篠ノ井石川)(印刷用ページ) 】

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