安房國総社 御祭神 わかりませんでした

千葉県館山市にある。
館山駅の北西３〜４Ｋｍほどの亀ヶ原に鎮座。

地図をたよりに探すが、入口が分からなかった。
周囲をうろつくと、社殿のような、小屋のような建物を発見。
ただ、その周りは雑草におおわれ、足を踏み入れるのを躊躇。
しばらく、周りを歩くが、雨が降り出したので、
仕方なく、雑草の中へ踏み込んで確認。

やはり、その小屋が社殿で、額に「六所大明神」とあった。
境内の雑草を踏み分けながら、鳥居まで進み撮影。

境内には、石の小祠があり、御幣も飾られていたので、
定期的に祭祀は行われているのだろう。

通常、安房の総社は、鶴谷八幡宮とされているが、
『神道事典』では、当社が総社となっていた。

川を越えて東へ行くと、府中という地名。
元・安房国府のあった場所だろうか。
国府の近くの六所神社は、総社であることが多いというのが理由だろうか。

六所神社という社名自体は珍しいものではなく、
単に、六柱を祀る神社の場合がほとんどだが、
安房国の式内が、六座であり、それらをまとめて祀ったとすると、
それも、六所神社である、ということだろう。

残念ながら、由緒や祭神などの情報は見当たらなかった。

現在の姿は、このような状態だが、
昔はどうだったのだろうか。
これからどうなっていくのだろうか。

社殿

境内社(手前)と本殿

拝殿の額、六所大明神

石祠