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神明宮
しんめいぐう
富山県南砺市桐木155
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式内社 越中國礪波郡 荊波神社 |
富山県南砺市(旧福野町)にある。
城端線。福間駅の西4Kmほどの桐木に鎮座。
明神川が小矢部川に合流するあたり、
小矢部川の東に広がる田園の中にある集落に境内がある。
集落内の道は狭いので、かなり遠くに車を止めて参拝開始。
境内入口は東向き。参道を進むと石鳥居があり、鳥居をくぐると広い境内。
参道の左手に手水舎があり、参道を直進すると当社の社殿。
右手に進むと境内社・秋葉社の石祠。
拝殿は入母屋造瓦葺でどっしりとした印象。
拝殿後方に瓦葺の本殿が連結された形式だが、
あるいはこれは覆屋で、中に本殿があるのかもしれない。
北陸の神社らしく、拝殿の周囲は板で囲まれ、前面にはガラスの扉がある。
参拝は10月中旬の朝7時頃。
境内は朝日が射してオレンジ色に染まっており、
木々の長い影が、雑草もなく綺麗に維持されている清浄な境内を横切っていた。
創祀年代、由緒ともに不詳。
『富山県神社誌』によると、当社を式内社・荊波神社とする説があるらしい。
境内社・秋葉社の背面に秋葉社鎮座の由来が簡単に刻まれており
「往古より荊波○百参拾番地に鎮座・・・」とある。(○は良く読めなかった)
当地周辺に荊波の付く地名があることが、当社を荊波神社とする根拠なのかもしれない。
また、当社の特殊神事として「三十三年毎の御開帳」とあり、
御神体が開帳される神事があるようだ。
拝殿の右前方に神馬像があり、胴体に輪宝紋が付けられていた。
輪宝紋は社殿に屋根や、賽銭箱にも付けられており、当社の神紋なのだろう。
鳥居 | 境内 |
境内社殿 |
拝殿 | 本殿 |
拝殿と神馬像 |
神馬像 | 秋葉社 |
朝日さす境内。僕の影が出ないように長く伸びる木の影に入って撮影 |
【 神明宮 (南砺市桐木)(印刷用ページ) 】