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國中神社
くになかじんじゃ
福井県越前市国中町58−27
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式内社 越前國今立郡 國中神社二座 |
福井県の越前市にある。
JR鯖江駅の東5Kmほどの国中町に鎮座。
鞍谷川の西側、105号線から少し西へ入ると、
社域の森が見えてくる。
参道の正面には赤い鳥居。
鳥居の左手には、「式内 國中神社」と刻まれた社号標。
階段を上ると広い境内、
というか境内前の広場になっており、
参道をまっすぐ進むと、また階段が上まで続いている。
参道階段を上ると、正面にコンクリート造の白い社殿。
境内は一面苔の覆われて良い雰囲気。
緑の苔と、白い社殿が美しい神社。
創祀年代は不詳。
式内社・國中神社二座に比定されている古社。
元は、当社の北西にある三里山の山上に二座が鎮座しており
七堂伽藍を具備し、奉仕の社僧も多かったという、
当郡一の大社であった。
現在は、二つの神社にわかれており
一社が当地国中の国中神社、
もう一つは400m離れた中津山の国中神社。
両社は、旧南北中津山村に位置しているが、
中津山とは、「中ツ山」。
当地が越前国の中央にあるため、社号は国中神社という。
神紋は、桐紋。
境内の手水社の屋根に、五七の桐の飾りが付けられていたので
五七の桐紋を掲載しておいた。
ただ『福井県神社誌』には、五三の桐と書かれている。
当社へ向う県道に、長径67cm、短径60cm、高さ50cmの
当社社宝「国中の要石」という石が安置されているらしいが、
見落としたため、写真が無いのが残念。
その石が、越前国の中心を位置するとか、
太閤検地の際の測地の基準であるとか。
社域 |
鳥居 | 境内 |
参道階段 | 社殿 |
境内 |
社殿 | 本殿 |
境内 |
【 国中神社 國中神社 (越前市国中)(印刷用ページ) 】