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横山神社
よこやまじんじゃ
福井県坂井市丸岡町坪江19−37
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式内社 越前國坂井郡 横山神社 |
福井県の坂井市にある。
北陸本線・丸岡駅の北東5Kmほどの丸岡町坪江に鎮座。
竹田川の北にあり、あわら市との境界に近い場所。
集落の北端に境内があり、
神社後方の山は、あわら市にまたがって、
横山古墳群が存在する。
境内入口は南向き。
鳥居の左脇には「式内 郷社 横山神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐり境内に入ると、参道右手に手水舎。
参道の正面、灯籠の奥に社殿がある。
拝殿は入母屋造で、本殿は流造。
ともに瓦葺の屋根。
創祀年代は不詳。
式内社・横山神社に比定されている神社で、
往昔より、坪江の郷三十四ケ村の総社として
崇敬されている古社。
源平の戦や一向一揆の乱において
竹田川を挟んで争点となり、
社殿も被害を受けたがその都度復旧され、
明治九年村社に列し、明治十五年に郷社になった。
当社背後の山々が、それほど高くも険しくもなく、
横長く連なっているため、横山という社号になったという。
祭神は継体天皇だが、
異説として大山祇命や祭神不詳とするものもある。
この附近が、継体天皇(男大迹皇子)の育った地
高向の郷と考えられることから
神社後方の山にある横山古墳群は、
継体天皇との関連が深いと云われている。
また、三国国造の古墳群とする説もある。
社殿の屋根には、木瓜紋が付けられており、
当社の神紋。
社殿の左手に、境内社・稲荷社が一つ。
参道と社域 |
社頭 | 境内 |
社殿 |
稲荷社と社殿 |
【 横山神社 (坂井市)(印刷用ページ) 】