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天満神社
てんまんじんじゃ
岐阜県高山市国府町村山626
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式内社 飛騨國荒城郡 大津神社 |
岐阜県高山市(旧国府町)にある。
JR上枝(ほずえ)駅の北東2Km。
宮川に沿って、JR高山本線・41号線と越中街道が
そろって湾曲する場所に鎮座している。
社域は鬱蒼と木々の茂った森。
木漏れ日の中に鎮座する社殿が神々しい。
境内左手の奥には、縄文時代の住居跡村山遺跡がある。
田中大秀の門下富田禮彦によって、式内・大津神社の論社とされているが、
大方は、神岡町の大津神社をあてている。
現在、天満神社と称し、菅原道真を祀っているが、
縄文住居跡があることなどから、天満宮以前から
天津神に対する祭祀が行われていたと思われること。
大津神社は、天津の誤字である可能性。
などを、その根拠としている。
合祀の建速魂神という神が気になるが、詳細はわからない。
『平成祭データ』には、全国で当社のみに祀られている神なので、
ひょっとすると誤記なのかもしれないとも思う。
とにかく、「良い」としか表現できない
自分自身のボキャブラリーの無さが、もどかしくなるほどに、良い境内だ。
今にも、何かが降臨してきそうな、そんな雰囲気。
入口の社号標と鳥居 | 神牛像と鳥居 |
境内 |
社殿 | 社殿 |
竪穴住居跡 村山遺跡 |
村山遺跡
縄文時代前期(約五千数百年前)の遺跡で、昭和26
年(1951年)8月に発掘調査が行われた。その結果、多数の土器片や石器が出土し、竪穴住居跡 1ヶ所が確認された。竪穴住居跡としては、県下最初 の発見であった。また、縄文前期の遺跡としては飛騨 地方の最も代表的なものである。 竪穴住居の大きさ 赤土面を約30cm程(地表より約1m)掘下げ 7.4m×6.6mの楕円形で6個の柱穴があり 中央には炉跡(直径1.2m)がある。 −案内板より− |
【 天満神社 (高山市)(印刷用ページ) 】