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神服織機殿神社
かんはとりはたどのじんじゃ
三重県松阪市大垣内町字西山
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式内社 伊勢國多氣郡 服部麻刀方神社二座 |
神麻續機殿神社の森から、さらに北上すると、同じような森がある。
通称、「下機殿(しもはたどの)」と呼ばれる。
式内社・服部麻刀方神社の論社。
「麻刀方」はマトカタと読み、松阪市東黒部付近を
古代「圓方(マトカタ)」と呼んでいたことに由来する。
皇大神宮に奉る神御衣を織る御機殿の鎮守の神を祀る神社で、
皇大神宮所管社。
神麻續機殿神社と同様に、正殿の右には八尋殿(正殿より大きい)がある。
境内には他に小祠が6つ。正殿玉垣内に2つ。
これらが、末社八所だと思う。
社域の杜へ続く参道 |
境内入口 | 参道 |
正殿と八尋殿 |
正殿、垣内に2祠 | 八尋殿 |
境内左の2祠 | 境内左の4祠 |
神麻續機殿神社 櫛田川東側堤の上を北に進み、堤から東 へ道を下がると松阪市井口中町に出る。北方にこんもりと した森と、入口の鳥居が見える。(近鉄線「漕代」駅下車、 徒歩で北方へ二・五キロメートル) この森中に、皇大神宮所管社神麻續機殿神社と同神社末社八所がご鎮座になっている。 同域内に萱葺で、千木、鰹木のある八尋殿があり、この殿内で荒妙(あらたえ、麻布)が奉織される。 五月と十月の十四日、皇大神宮及び荒祭宮で行われる神御衣祭(かんみそさい)に、こ の八尋殿で奉織された荒妙と、神服織機殿神社の八尋殿で奉織された和妙(にぎたえ、絹布)がたて まつられる。神宮神職が五月と十月の一日から十三日 まで両神社に各一人参向し、地元の青年が古い伝統の ままに奉織を奉仕している。神麻續機殿神社は、御機 殿(八尋殿)の鎮守の神をおまつりしているが、古く 麻続(おみ)氏がおまつりしていた社である。 神服織機殿神社 神麻續機殿神社の森から、さらに北 方へ二キロメートル進むと、松阪市大垣内町の田の中 に、同じような森が見える。森の中に皇大神宮所管社 神服織機殿神社及び同神社末社八所がご鎮座になって いる。御機殿の鎮守の神をおまつりしているが、古く は服部氏がおまつりしていたものである。ここの八尋 殿で、和妙(絹布)が同様に奉織される。 −『お伊勢まいり』− |
【 皇大神宮所管社 神服織機殿神社(印刷用ページ) 】