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伊加奈志神社
いかなしじんじゃ
愛媛県今治市五十嵐字上ノ山甲634
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愛媛県今治市にある。
今治駅から南西に3Kmほど、蒼社川に沿ってのぼった所。
道路から少し入った場所に境内入口があり、
丘の上に社殿が立つ。
入口の鳥居をくぐり、急な階段を登ると、
古色に染まって、ひっそりとした境内。
「侘び」という言葉を思い出した。
創祀年月は不詳。
伊豫國総社とも云われている神社で、
幕末には惣社宮とも呼ばれていた。
鎮座地名の五十嵐は、社名・伊加奈志の転化したものだという。
また、五十嵐は、アイヌ語のインカラウシュが日本語化したものだといい、
その意味は、見晴らしのきく場所。
丘の上にある当社には、ピッタリだが。
祭神は、五柱命 五十日足彦命 伊迦賀色許男命。
社名からの類推のような感じ。
「神名帳考證」では、物部伊香我色雄命をあげている。
また、各地の総社には、六所神社と称しているものが多いが、
五柱命に、五十日足彦命を加えて六柱と解釈する説もある。
社殿の左手、覆屋の中に、境内社が3つ。
山之神社、厳島神社、荒神社。
本殿の瓦には菊の紋が付いていたが、
菊の紋章の場合は、もう少し様子を見る必要があるので、
神紋は不明としておいた。
社頭 |
社域 | 鳥居 | 参道 |
境内 |
境内社 | 本殿 | 参道上から |
山之神社、厳島神社、荒神社 | 拝殿 |
【 伊加奈志神社 (今治市)(印刷用ページ) 】