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大朝神社
おおあさじんじゃ
静岡県沼津市下香貫字山宮前3056  Zenrin Data Com Maps display !!

式内社 伊豆國田方郡 大朝神社
旧村社

御祭神
大日孁命

静岡県沼津市にある。
沼津駅の南3Kmほど、下香貫に鎮座。
牛が伏せたような形の牛臥山(50m)の東麓に境内がある。

境内入口は東側。
「延喜式内 大朝神社」と刻まれた社号標があり
垣に囲まれた境内に入ると、石の鳥居が建っている。

参拝日は、年末十二月三十日の朝。
境内では、氏子の方々が年始準備の清掃中だった。
枯れ枝を集めて焼いていたが、
立ち昇る煙が朝日でオレンジ色だったのが印象的。
「大朝」の名に相応しい、などと考えながら、
邪魔になら無いように参拝。

境内奥の階段を上ると社殿。
社殿はコンクリート造で、拝殿と本殿覆屋が繋がっている形式。
多分、このコンクリートの中に、本殿があるのだろうが
確認していない。
周りで氏子の方々が清掃していたので、ちょっと遠慮。

創祀年代は不詳。
式内社・大朝神社の論社の一つ。

当社は古来、山宮と称されており、
牛臥山は山宮山とも呼ばれ、鎮座地の字名も山宮前。

また、社伝によると、
中古まで境内に小さな池があり、
そのそばに大石があった。
奉幣使がその石に烏帽子を掛け手洗いしたことから
手洗石とも烏帽子掛石とも呼ばれていた。
(この大石は、今でも林の中にあるらしい。)
当時、津波の被害が多かったが、
日蓮上人が曼陀羅を掲げて祈祷すると
津波の被害が無くなった。
よって、潮留明神とも呼ばれていたらしい。

社殿の左右に境内社がある。
左手には山神社、右手には木ノ宮神社。
木ノ宮神社の後方に、石祠が幾つか並んでいた。


社域

鳥居

境内

境内

社殿

社殿

山神社

木ノ宮神社

社殿横から

石祠


【 大朝神社 (沼津市)(印刷用ページ) 】

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