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石倉比古神社
いしくらひこじんじゃ
石川県輪島市町野町西時国16−8−乙

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石川県輪島市にある。
輪島市の中心街から、日本海に沿って249号線を西へ15Kmほど、
珠洲市との境に近い、町野町に鎮座。
岩倉山の中腹にある岩倉寺の境内にある神社。
岩倉寺へは、249号線から少し南へ下った辺りから
境内近くまで車道が続いている。
境内に入り、岩倉寺本堂の裏へ回ると、小さな池があり、
その池の後方、階段の上に当社社殿があるのだ。
創立年代は不詳。
『大日本史』に、
「今在時國村岩倉山下、旧町野郷十八村総社、
後衰頽僅小祠、為岩倉寺鎮守」とあり、
元は、町野郷の総社であったが、後、衰退し、
岩倉寺鎮守として、小さな祠が残っているだけだと記されている。
一説に、元の鎮座地は、岩倉山の南の田の中であるといい、
他説に、岩倉山の峯にあった奥之社が、文永年中に現在地に遷座したという。
参道 ![]() | 岩倉寺本堂 ![]() |
岩倉寺本堂背後の階段上に社殿 ![]() | 社殿から階段下の池 ![]() |
背後の階段上 ![]() | 社殿 ![]() | 社殿 ![]() |
岩倉寺の由来
白雉二年(651)の開基で、本尊は千手観世音菩薩
である。その昔、千手観世音は、輪島市光浦町の漁師新左衛 門によって日本海から発見されたとされている。漁に 出た新左衛門が海中に黄金の光を放つ木の株を見つ け、あらたかな仏様の夢のお告げで岩倉山に安置し たという。 岩倉山は山そのものが信仰の対象であり、特に沖 を航行する船舶や漁師の信心が極めて厚く、年間通 じて参詣者が絶えない。 岩倉山には、輪島市指定文化財の五重の石塔、密教 法具、古文書、書籍、黒漆塗陰刻棟札等の貴重な多く の文化財がある。 また、観音霊場「北陸16番、能登32番」札所巡り でも知られている。 −岩倉寺境内の案内板より− |
【 石倉比古神社 (輪島市)(印刷用ページ) 】
