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御食神社
みけしじんじゃ
新潟県佐渡市宮川793
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式内社 佐渡國雑太郡 御食神社 |
佐渡島の中心、宮川にある。
事前に場所を確認できず、数人に聞いて辿り着く。
社名は通常「みけつ」だが、地元の方が「みけし」と言っていた、
ような気がするので、「みけし」とした。
創祀年代は不詳。
もとは後山の西隅にあったらしいが由緒も不詳。
式内社・御食神社の論社だが異説も多く、
江戸時代には、形ばかりの小祠だったようで。
元禄時代の検地帳にも記載が無く、
『式内社調査報告』では式内社であることを否定している。
祭神も実際はよく分からない。
鳥居 |
境内 |
社殿 | 横から |
後山の御食神社につ
いては『佐渡國誌』(大正十一年刊 岩木拡)に、「此社もと
後山の西隅なる宮所に俗稱する所に在り、時の社人長次郎
なる者自己名義を以て、延寶七年馬場村與五右衛門に譲り
渡せし為神跡不明となる、現在は寛延三年後山重立古屋将
監なる者私費を以て經營し、後勸行院に賣渡したるもの」
と記されてゐるが、現在調査しても、これ以上のことはわ
からなかった。なほ、『佐渡國寺社境内案内帳』の「山崎
五郎助」との關係もわからない。なぜ「御食神社」の名稱
をつけたかについても不明であった。
−『式内社調査報告』− |
【 御食神社(印刷用ページ) 】