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八幡社
はちまんしゃ
兵庫県朝来市山東町森宮馬場706
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式内社 但馬國朝來郡 兵主神社 |
兵庫県朝来市(旧山東町)にある。
梁瀬駅から、南に4Kmほどの山東町森に鎮座。
与布土川に沿って276号線(檜倉山東線)を南下し、
277号線(溝黒竹田線)との交差点を東へ300mほど進むと
緩やかな坂道の北側に、社域の杜(丘)がある。
境内入口は南西と東側にあるが、南西の入口が表参道のような雰囲気。
石燈籠の間の参道を進み、鳥居をくぐって階段を上ると境内。
境内の南側には舞殿のような建物があり、
北側は、円い塚のような石組になっている。
その塚のような石組の上に社殿。
参道階段の正面に本殿を納めた瓦葺の覆屋がある。
覆屋といっても前面が開放されており、覆い屋根という言い方が正しいかも。
内部の本殿は流造だが、唐破風向拝付きの豪華なもの。
屋根は檜皮葺のようだったが、こけら葺かもしれない。
本殿の右手に、小さな祠があり、こちらはトタン葺きの覆屋の中。
本殿左手には、春日造のやや大きな境内社があり、
その横にも小さな境内社の祠がある。
創祀年代は不詳。
『兵庫県神社誌』には
明治六年十月村社に列し、
大正二年若一王子社、および桜木社を合祀とのみ記されている。
『式内社調査報告』の式内社・兵主神社の項には、
当社社地の方が相応しいとのみ記されている。
これは、当社の北西1Kmにある
現在の式内社・兵主神社の社地が遷ったという説で
当社が旧社地だということだろうか。
社前の道路は、あまり交通量が多くないようで
参拝中に一台も車は通らなかったと思う。
境内も人気がなく、民家に近い場所なのだが
静かで涼しくて良い神社だと感じた。
社域の森 |
東参道の鳥居 | 舞殿? |
境内 |
本殿覆屋 | 社殿(境内社と本殿) |
本殿 |
本殿左の境内社 | 本殿右の境内社 |
【 八幡社 (山東町森)(印刷用ページ) 】