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渟名城入姫命 |
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渟名城入姫命
ぬなきいりひめのみこと
別名
沼名木之入日売命:ぬなきのいりひめのみこと
渟名城稚姫命:ぬなきわかめのみこと
……
ぬなきいりひめのみこと
別名
沼名木之入日売命:ぬなきのいりひめのみこと
渟名城稚姫命:ぬなきわかめのみこと
……
- 第十代・崇神天皇は、尾張連の祖である意富阿麻比売(尾張大海媛)を次妻として、四人の皇子皇女をもうけられた。
皇子は大入杵命、次が八坂之入日子命、皇女は沼名木之入日売命、次が十市之入日売命。 - 『日本書紀』によれば宮中に奉斎されていた天照大神・大和大国魂神を崇神天皇の御代、
同殿共床の神威を畏み天照大神を皇女豊鍬入姫命に勅して倭の笠縫の邑に、
大和大国魂神を皇女渟名城入姫命に勅して大市の長岡岬に奉遷した。
- 渟名城入姫命は、その後、髪が抜け落ち痩せ衰えて、祭祀不能になり、
神教により大倭直の祖、市磯長尾市をして神主に定めた。
- 『日本書紀』では、垂仁天皇の頃、天皇が、誰に大倭大神を祀らせたら良いか、
中臣連の祖・探湯主に占わせたところ、渟名城稚姫命の名前が出た。
だが、渟名城稚姫命は、やせ弱っていたので、大倭直の祖・長尾市宿禰に祀らせたとある。
【 渟名城入姫命:玄松子の祭神記(印刷用ページ) 】