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清水神社
しみずじんじゃ
長野県長野市信更町田野口1243  Zenrin Data Com Maps display !!


梶の葉

式内社 信濃國更級郡 清水神社
旧村社

御祭神
罔象女命
合祀 事代主神 健南方命 八坂斗賣命

長野県長野市にある。
篠ノ井駅の西7Kmほどの信更町田野口に鎮座。
篠ノ井駅付近から70号線を西へ進み、信更町田野口で南へ入ると
小学校から道を挟んで西側に、境内入口の朱の鳥居。

鳥居の両脇に燈篭が立ち、
右手に「延喜式内清水神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐり階段を上り、御神木の間を通ると、社殿のある境内。
境内全体が、こんもりとした杜(森)となっている感じ。

境内の中央奥に、大きな拝殿があり、
後方の丘の斜面に本殿があるのだが、
本殿は白い覆屋に納まっているようだ。

境内入口は東向きで、社殿も東向き。
参拝日は曇天で、どんよりとした日だった。

創祀年代は不祥。

式内社・清水神社の論社のひとつ。

社伝によると、孝元天皇の孫・武内宿禰の後裔である田口朝臣が
当地に下向し、墾田農桑を勧めた。
当時、村内において、清水山麓より
大清水、小清水、御手洗清水、燈明田清水、大森清水、権田清水、
櫻清水、平井手清水、戸口清水、吉久保清水など
数ヶ所から清水が湧き出ており、田養水に用いたという。
ゆえに、当地に水神・罔象女命を勧請し、清水神社と称したという。

社殿の側面に「梶紋」が付けられている。
祭神に諏訪神が含まれており、
諏訪神として信仰されていたのかもしれない。

本殿の左手にある丘の斜面には、
いくつかの石祠などが祀られている。


社頭

参道

社殿

境内

社殿

社殿

境内社

本殿横の境内社

清水神社由緒記
祭神罔象女命
  配祀事代主神
建南方主神
八坂斗賣神
一、孝元天皇の孫武内宿弥の後裔
田口朝臣、当地に下向し、清水山麓
より大清水小清水及清水御手洗
清水燈明田等数ヶ所より湧出る
水を田養水に用ひ、墾田農桑を
勧め当地に罔象女命を勧請し
清水神社を称し奉る。
寛政六年延喜式内清水神社
社号允許を受ける。
一、拝殿彫刻嘉永三年
作者小林五藤 稲荷山村
一、和算額文化九年
明元流宮澤文左衛門文鳴
小林斉太營斉
小林唯蔵信友
一、俳句献額五面
一、相撲額願主小林勇七
西村源左衛門
宮下佐源太
永井半左衛門

−社頭案内板−



【 清水神社 (信更町田野口)(印刷用ページ) 】

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