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竹神社
たけじんじゃ
徳島県三好市池田町松尾大申246
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式内社 阿波國美馬郡 建神社 |
徳島県池田町(現三好市)にある。
徳島市から、吉野川を遡って池田町に到着。
池田町から南へ下り、祖谷口駅あたりで左折し、祖谷川に沿って進む。
左折せずにさらに数キロ南下すると、
有名な観光地である大歩危・小歩危があるが、
今回も目的は神社なので、無視。
祖谷口駅から祖谷川に沿って2Kmほど走ると、
祖谷川が大きく湾曲し、道路もグルッとカーブしている場所。
その道の左手に、山方向へ登る道があるので、
そこから500mほど上ると、当社に到着する。
祖谷渓谷を見下ろす山の中腹に鎮座。
階段を上ると正面に社殿がある。
階段に腰を下ろして眺める風景は、対岸に鮮やかな濃淡の緑の山。
当社の創建は不詳。
天正10年(1582)の長曾我部元親の阿波侵攻のおり、
兵火に罹り、社殿を焼失。
氏子の離散に際し、池田町内に分散したため、
池田町には幾つかの竹神社が存在する。
宝永5年(1708)社殿を再建。
式内・建神社の論社で、社名の「竹」は、「建」が変化したものとする。
祭神は猿田彦神。
鎮座地の大申と関連があるのかもしれない。
一説には、日本武尊の後裔・建部公とも。
大申の地名は、大神を祀る地であるが、
神の字を用いることが恐れ多しとして、
大神から「ネ」を除いて、大申となったという。
社殿の瓦に、丸に竹の文字が刻印されていた。
社名をもちいたものだけど、神紋かどうかは不明。
拝殿の左手に、神庫のような、倉庫のような建物があったが、
その前に狛犬が置かれていた。
中に境内社があるのだろうか、あるいは神輿があるのか。
境内の左手には、幾つかの小さな石祠が並んでいる。
参道 | 鳥居 | 参道 |
社殿 |
拝殿横にある社殿 | 境内社と社日 |
鳥居から参道 | 本殿 | 本殿 |
境内からの眺め | 境内 |
【 竹神社 (三好市)(印刷用ページ) 】