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足尾神社
あしおじんじゃ
茨城県石岡市小屋字足尾山1
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茨城県石岡市(旧八郷町)。
南から、筑波山・足尾山・加波山と並ぶ、
中央の足尾山(628m)山頂に鎮座している。
南麓の道路から、登り道路を5km。
道路は狭いが、舗装されて走りやすい道。
足尾山はハングライダーが盛んで、
参拝当日も、山頂付近には多くのハングライダーが並んでいた。
そこから少し、北へ進んだ道路脇に鳥居があり、
山道の参道を100mで境内。
社殿左横に、山頂への狭くて急な階段がある。
山頂は、平に整地され、台状の石組みの中央に、
本殿が鎮座ある。
創立年代は不詳。
足尾山は、『常陸国風土記』に、葦穂山とある。
その名からも想像できるように、
足に関して霊験のある神社。
境内には多くの履物や、ギブス等が奉納されていた。
神紋は「羽団扇」。天狗が用いる団扇だ。
当社がこの紋を用いている由来は分からないが、
筑波山一帯には、天狗伝承があるらしいので、その関係かもしれない。
山道の参道を歩くと、やや広い境内に出る。
境内右手には、靴やギブスが山積みになっていた。
拝殿は、何故か左側が破損している。
左側に山頂への階段があり、山頂には本殿。
本殿にもサンダルが奉納されていた。
山頂周辺には木が多いのだが、この季節、
葉の落ちた木々の間から、周囲の山々を眺める事ができる。
道路脇の鳥居 | 参道を100m | 鳥居が見えてくる |
境内 |
境内と社殿 |
境内 |
履物が多く奉納されていた | 拝殿 |
拝殿左にある 狭くて急な階段 | 山頂に本殿 | 本殿 |
山頂の本殿 |
足尾山
筑波山と加波山の中間にある標高628mの山で、古くは「常陸風
土記」や「万葉集」に葦穂山と記されています。山頂は、コナラなどの落葉樹林が繁り、その中に足尾山神社 が建立されています。社伝によると、延喜20年(920)ころ醍醐 天皇が足病消除祈願のため与えた勅額は野火により焼失しまし たが、寛正5年(1464)御所へお願いし再び勅額と菊の紋入り喇 石が与えられ、足の病を治す神様として信仰が高まり、信者が 草履やわらじを奉納する風習が生まれたと言われています。 −参道入口案内− |
【 足尾神社(印刷用ページ) 】