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天手長比賣神社
あまのたながひめじんじゃ
長崎県壱岐市郷ノ浦町田中触
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式内社 壹岐嶋石田郡 天手長比賣神社 名神大 |
長崎県の壱岐、郷ノ浦にある。
郷ノ港から、約3Km。国道382号線の東側にある。
天手長男神社の鳥居の正面、
川を挟んで、100m程南にある森の中。
天手長男神社から見ても、森の前にある古びた鳥居と灯篭が目に付く。
灯篭には、天手長男神社・天手長比売神社と名前が記されている。
昭和40年に、天手長男神社に合祀されており、ここは古社地である。
この社も、天手長男神社同様、延宝四年(1676)、
平戸藩の国学者橘三喜によって式内社・天手長比賣神社に比定され、
幡宮五所姫大明神という名から改称された。
境内には社殿はなく、磐境のように、木に御幣が添えられている。
往時は、内殿・御殿・上屋・廊下・拝殿・御饌殿などがあり、
五柱の姫神を祀る神社であった。
天手長男神社正面の森 |
社頭 | 鳥居 |
境内 |
逆立ち狛犬を載せた灯篭 | 狛犬 | 祭壇? |
天手長比賣神社 舊稱幡宮 五所姫大明神 延喜式神名帳に「壹伎島石田郡天手長比賣神社 名神大 社」と録せらる。『神名品書』に「幡宮五所姫大明神」と あり。『壹岐國續風土記』に元幡宮五所姫大明神と稱せし を延寶四年天手長比賣神社名神大に改めらる。石田郡の菅 領神也と。棟札の古きものは慶安四年「石田郡物部荘志原 郷五所姫大明神幡宮」とあり。 −『式内社調査報告』− |
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