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建勲神社
たけいさおじんじゃ
京都府京都市北区紫野北舟岡町49


境内の右手にある社務所で、御朱印をいただく。

年末の船岡山だが、前日の雪が残って、
枯葉がくっきりと落ち着いた色。
しっとりとした空気に満ちた山だった。

境内のすぐ横にありながら、
垣の外にある妙見社が、妙に気にかかる。
玄武=妙見=北極星で、船岡山の象徴。
地主神とも考えられる重要な社。

熊本の八代神社は妙見宮として有名だが、
その祭りに曳き出される亀蛇(きだ)は、まさに玄武。
ところで、この八代には「九千坊」の伝承がある。
中国黄河から、九州の球磨川に移り住んだ九千匹の河童の族長が「九千坊」。
加藤清正に猿軍団によって攻められ、
筑後川に移り住み水天宮の使いとなって水難除けの神となった。

で、玄武と河童。
漢字で書くと分からないが、
「げんぶ」と「がっぱ」と書くとちょっと似ている。
ともに亀の甲羅を持ち、亀の口。
亀の妖怪化(神化)したもの。
とすると、河童の頭の皿が、妙見なのではないだろうか。
などと考えながらの参拝。


【 建勲神社 ・朱印(印刷用ページ) 】

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