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糸井神社
いといじんじゃ
奈良県磯城郡川西町結崎68

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式内社 大和國城下郡 糸井神社 靫 |
島の山古墳の東。大和川沿いにある。
宮前橋のたもとに、南面して赤い鳥居。
創祀年代は不詳。
昔は、春日社ともいい、結崎明神とも呼ばれていた。
糸井造の祖神を祀ったものと考えられ、
一説には天日矛命を祭神とする。
本殿に祀られる、豊鍬入姫命は、別名、大倭明神と呼ばれるが、
これは、渟名城入姫命との混同だろう。
境内案内では、祭神は綾羽と呉羽。諸説あるようだ。
本殿の右側に小祠の境内社が並ぶ。
三つの祠が本殿と同じ向き。
右手の祠は横を向いており、狛狐が置かれていたので稲荷社だとわかる。
『式内社調査報告』によると、
境内社は、春日、大国主・事代主、住吉、稲荷。
境内 |
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本殿 |
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本殿横に並ぶの境内社 |
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糸井神社
この神社は、約千年前の「延喜式」という書物
に糸井(神)社として記されている由緒ある古社で、
祭神は名称のとおり糸に関係する綾羽・呉羽が
主神であるとされている。境内には本殿・拝殿・
宝庫などがあり、さらに4つの境内社をもつ大規
模な神社で春日大社から移建されたといい伝えら
れ手法も春日大社の社殿とよく一致しています。秋祭りは、毎年十月の第四土曜日(宵宮)第四 日曜日(本祭)の両日に行われるが糸井神社の氏子 が輪番でつとめる当家(頭屋)の行事は「当家相 撲」があるなど格調高く、大和祭礼のなかでも最 も注目すべきものです。 −境内案内− |
【 糸井神社(印刷用ページ) 】
