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稚櫻神社
わかざくらじんじゃ
奈良県桜井市大字池之内字宮地1000  Zenrin Data Com Maps display !!


五七の桐

式内社 大和國城上郡 若櫻神社
旧村社

御祭神
気息長足姫命 出雲色男命 去来穂別命

桜井市池之内の丘の上。農大の近くにある。

木々が刈り取られ、裸の丘の上にあるので、遠くからでも社殿が見える。
これも台風の影響か。木々の茂った状態を想像すると趣はある。
今、木々が無いので、境内からの見晴らしはすばらしいが。

創祀年代は不詳。

神功皇后三年春正月、磐余を都とし、
履中天皇も当地で即位したといい、磐余稚桜宮跡と伝えられる地。

当社を城上郡の式内社・若櫻神社とする説もあるらしいが、
当地が城上郡ではなく、十市郡であることから疑問視されいる。

本殿の左右に天満神社と高麗神社が鎮座。

高麗神社の祭神は、元来、神功皇后(気息長足姫命)であったが
神功皇后を本殿に合祀し、境内社であった住吉神社を
高麗神社に祀り直して、武内宿禰を祭神とする。

参道の燈籠には「天満宮」と刻まれたものもあり
当社が「天満宮」と称された時期があったようだ。


登り口の鳥居

拝殿

拝殿から本殿

社殿

天満神社

本殿

高麗神社

参道や境内に末社・石碑が多い。


天満宮燈籠

大神宮燈籠

愛宕山大権現

榊山遥拝所

不動明王

稲荷社

八坂神社

厳島神社

わからない

稲荷大明神

三寶大荒神


金毘羅大権現


冨士大権現

天照皇太神宮
春日大明神・八幡大菩薩

稚桜神社
 池之内集落東方の小丘上に鎮座。旧村社。履 中天皇の磐余稚桜宮跡と伝え、付近に東口・古 池・滝ヶ様などの小字があって、磐余の市磯池 の存在もうかがわせ、古樋の埋没地もある(続桜 井町史)。「延喜式」神名帳城上郡の「若桜神社」 とする説もあるが、桜井市谷の若桜神社も式内 社と称する。池之内が延喜年間(九〇一〜九二三) に城上郡に属していたかには問題がある。祭神 は気息長足姫命(旧末社高麗神社祭神)・出雲色男命・去来穂別命。 宝暦九年(一七五九) の藤堂藩領桜井組神社改帳(桜井町史)では「天満宮」とされている。

−大和・紀伊『寺院神社大事典』−



【 稚桜神社 稚櫻神社(印刷用ページ) 】

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