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阿須波神 |
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阿須波神
あすはのかみ
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あすはのかみ
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- 阿須波神は大年神の御子神。
- 『古事記』によると、大年神と天知迦流美豆比売神が婚姻して以下の十人の御子神が生まれた。
奥津日子神、奥津比売命(大戸比売神)、大山咋神(山末之大主神・鳴鏑神)、庭津日神、阿須波神、波比岐神、香山戸臣神、羽山戸神、庭高津日神、大土神(土之御祖神)。
これらの神々は、竃や屋敷、庭、農地など、農業生活(稲作)のための神々だと思う。 - 阿須波神は足盤、足場の神・足下の神。足で踏んで立っているところを守る神とされ、
『万葉集』巻二十・防人の歌にも「庭中の阿須波の神に木柴さし、吾は斎はむ帰り来までに」と詠まれている。
- 延喜式神名帳、宮中神の条に「座摩巫祭神五座」として、
「生井神(いくゐ)・福井神(さくゐ)・綱長井(つながゐ)神・波比砥(はひき)神・阿須波神」の五神の名を掲げている。
生井(いきいきした井)・福井(栄える井)・綱長井(生命の長い井)の三神は井の神。ハヒキは境界、アスハは基盤で、ともに屋敷神をさす。 これらを総合して、ヰカシリ(居処領)の神と言った。
「座」は「居処」、「摩」はシリの音転スリの宛字。つまり敷地の神で、注に「大宮地の神の霊」とある通りである。
阿須波神 を祀る神社
(玄松子が参拝した神社のみ)
(玄松子が参拝した神社のみ)
足羽神社 | 福井県福井市足羽1−8−25 | |
足次山神社 | 岡山県井原市井原町25 | |
坐摩神社 | 大阪府大阪市中央区久太郎町4−3 | |
賀茂別雷神社 境内 須波神社 | 京都府京都市北区上賀茂本山339 | |
彌彦神社 境内 十柱神社 | 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2898 | |
蠶養國神社 境内 鬼渡神社 | 福島県会津若松市蚕養町61−1 | |
三重生神社 境内 足羽神社 | 滋賀県高島市安曇川町常磐木1239 | |
阿多由太神社 | 岐阜県高山市国府町木曽垣内字牧戸1023 |
【 阿須波神:玄松子の祭神記(印刷用ページ) 】