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江田神社
えだじんじゃ
宮崎県宮崎市阿波岐原町字産母127−イ/ロ
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式内社 日向國宮崎郡 江田神社 |
宮崎県宮崎市にある。
シーガイア宮崎の側、市民の森横に鎮座。
創祀年代は不詳。
式内社・枝神社に比定されている古社。
神社周囲は檍原(阿波岐原)遺跡と称する弥生遺跡があり、
伊邪那岐尊が黄泉から戻られて禊をし、
天照大神、素盞鳴尊、月読尊をお産みになった
筑紫日向橘ノ小戸阿波岐原が当地であるという。
ゆえに、主祭神は伊邪那岐尊。
寿永年間(1182〜1183)、伊邪那美尊を配祀し
産母大明神とも称された神社。
ただし祭神に関しては異説もあり、
住吉三神とするもの、五十猛命とするもの、さらに祭神不詳とするものも。
鳥居前に数台の駐車は可能だが、市民の森の駐車場が近い。
市民の森で方向感覚を失う。
境内入口 | 参道 |
社殿 |
拝殿 | 本殿 |
本殿裏から、市民の森へ抜ける道に「みそぎ御殿」があり、
その先に禊池。
伊邪那岐尊が黄泉国から帰り禊をしたという池だ。
みそぎ御殿参道 | みそぎ御殿 |
みそぎ御殿拝殿 | 本殿 |
禊池 |
江田神社由緒記 社名 江田神社 御祭神 伊邪那岐尊 伊邪那美尊(但伊邪那美尊ハ安徳天皇壽永二年正月配祀) 御祭日 例大祭十一月十二日 祈年祭二月十七日 新嘗祭十一月二十三日 大祓祭六月三日 特殊神事茅ノ輪潜リ 本神社ハ太古ノ御創建ニシテ其ノ創立ノ年代ハ詳カナラ ザルモ此ノ地一帯ハ古来所謂日向ノ橘ノ小戸阿波岐原ト シテ伊邪那岐ノ大神禊祓ノ霊跡ト傳承セラレテ縁起最モ 極メテ深キ社ナラム禊祓ノ際天照皇大神、素盞鳴尊ト住 吉三神ノ神々ガ御誕生アラセラレタル霊域ノ地ト傳ヘ即 チ上代ニ於ケル中ツ瀬ト稱セル御池本社ヲ去ルコト約五 丁ノ東北ニ現在ス後、世人入江ヲ開墾シテ江田ト稱シ里 人俗ニ當社ヲ産母様ト稱ヘテ今日ニ至ル 仁明天皇承和四年丁己八月官社ニ列セラレ文徳天皇仁壽 元年辛未正月従四位下ヲ授ケラレ清和天皇貞観元年己酉 十月従四位上ニ進メラレ其後丹融天皇天録元年二月迄ニ 天変地妖兵革等ノ年母ニ敍位八回ニ及ビ正一位ニ昇階ア リシト云フ醍醐天皇ノ延喜年間ニ於テ延喜式内社日向四 座ノ一社トシテ神明帳ニ登載セラレ祈年新嘗ノ奉幣ヲ承 ケ居リシガ後西院天皇寛文年間ニ神社ノ制度ニ変革ヲ来 シ遂ニ一村落ノ産土神ト同様ノ取扱ヲ承ケルニ至レリ 明治維新ニ際シ明治六年五月二十五日ニ社格縣社ニ列サ レ同四十年二月九日神饌幣帛料供進ヲ指定サレテ今日ニ 至ル −境内由緒ヨリ− |
【 江田神社(印刷用ページ) 】