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保内八幡神社
ほうないはちまんじんじゃ
愛媛県西条市円海寺172
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旧郷社 |
愛媛県西条市(旧東予市)にある。
壬生川駅の北西1Kmの円海寺に鎮座。
今治小松自動車道とJRの中間に位置し、
境内は南東向き。
道路に面した鳥居をくぐると、正面に社殿。
左手に境内社、周敷神社。
拝殿後方には、垣の中には、流造の本殿。
創祀年月は不詳。
慶応年間、河野六郎通文により再建されたが、
当時は、丹生川八幡宮と称していた。
その後、天正年間に焼失し、八幡宮の祠のみが残ったことから、
火中八幡と称され、文六年間に、火(ほ)の内を保ったとして
保内八幡宮と改称した。
境内左手には、式内・周敷神社の論社がある。
祭神は、國常立命・火明命。
昔は、蓮宮明神と呼ばれていたという。
八幡宮なので、神紋は巴紋。
境内には巨木が多く、鎮守の森となっている。
鳥居 | 社殿 |
社殿 |
本殿 | 拝殿 |
境内社 周敷神社 |
保内八幡神社 社頭掲示板 当社、勧請年月不詳なれども、中古の造営主(応永年間、河野六郎通之)と伝えられ、当時は、社地広大、三町四方に及び、「丹生川(にゅうがわ)八幡宮」と称えられる。然るに天正十三年、豊臣秀吉四国征伐のとき八幡宮の森に伏兵あることを察知した小早川隆景の軍勢に四方より火を放たれ、社森ことごとく焼失したるも御本殿のみ火中に焼け残り足る故、時の人「火中(ほなか)八幡宮」とも称え居たりしに、のちに文禄元年「保内(ほうない、内を保ちたの意)」と社号を改めらる。 −『平成祭データ』− |
【 保内八幡神社 (西条市)(印刷用ページ) 】