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宇波刀神社
うわとじんじゃ
山梨県韮崎市円野町下円井宇波刀2101  Zenrin Data Com Maps display !!


丸に諏訪梶

式内社 甲斐國巨麻郡 宇波刀神社
旧村社

御祭神
建御名方命
合祀 事代主命 日本武尊

韮崎市円野町にある。
JR穴山駅から東へ、釜無川を越えて下円井へ。
集落内の狭い道路を、ウネウネと進んでいくと当社の横に出る。

拝殿には「立梶」の紋が付いていたのだが、
境内にあった、昔の社殿の瓦には諏訪梶。
諏訪明神なので、ここでは、諏訪梶を採用。

創祀年代は不詳。一説には養老二年という。
元は諏訪明神と称しており、祭神も建御名方命

第十八代反正天皇の皇女円比女が、
諏訪明神を勧請したのが創祀という説もあるようだ。

式内・宇波刀神社の論社の一つだが、その根拠は不明だ。

道路を挟んで鳥居が立っているが、
参道から神門は、往時を偲ばせる、鬱蒼とした雰囲気。
が、境内横が道路なので、かなりオープンな神社。
本殿は覆われており、うまく撮影ができなかった。


社頭

神門

拝殿

拝殿左手に並ぶ境内社

本殿覆屋

宇波刀神社
鎮座地韮崎市円野町下円井宇波刀二一〇一
祭 神建御名方命
合祀事代主命 日本武尊
例祭日 十月十七日 祈年祭 二月十七日
特殊信仰 往古より武運長久並に農蚕豊穣、 安産、子孫繁栄の神徳厚く又恩賜林入会山 地元守護神社故旧穴山四組、小田川、境之沢、若神 子新町の住民の崇敬厚く牛馬の安全守護と し刈敷はなやかな時代は盛況であった。
由緒並沿革
当神社は式内社にして宇波刀神社諏訪大明神 と称し貞観八年三月二十八日従五位上を授けられた 第十八代反正天皇の皇女円比女が封をこの地を 受け諏訪明神を勧請して守護神として崇め 奉た社殿の創設は養老二年(七一八)でその後 十数回立替えられ大永以降の棟札は保存されて いる現在の本殿は宝永六年(一七〇九)の建立で ある徳川時代には社領(四石八斗)御朱印状を 以て寄進されていた。
宝物も数多く保存されている中で、県文化財 指定の懸佛は扇面に銅版の普賢菩薩を安置し 諏訪明神の御正体になぞらえて室町時代 (永正三年、一五〇六) 是奥が奉納されその頃の 庶民の神佛に対す考え方のあらわれで県下 では例のない貴重な資料である。

−境内案内−



【 宇波刀神社 (円野)(印刷用ページ) 】

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