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静火神社
しづひじんじゃ
和歌山県和歌山市和田字前山855  Zenrin Data Com Maps display !!

式内社 紀伊國名草郡 静火神社 名神大
旧村社

御祭神
静火大神

火結神 『鵜飼氏文書』

竈山神社の飛地社で、
式内社・静火神社に比定されている古社。

住吉大社境内摂社船玉神社について、
『住吉大社神代記』には、紀氏神・志麻神・静火神・伊達神の本社とある。
海人あるいは船舶関連の氏族が祀った社かもしれない。
竃山神社の摂社となっており、規模なども比べ物にならないが、
延喜式では、こちらの静火神社が名神大社で、竃山神社は小社である。
以前は松林であったが虫害で伐採され、竹林になっている。

竃山神社の北にある五瀬命御墓の入口(東側)の前の路地を東へ
2〜300m進むと、左手(北)に見える山の上にあり、
山の東南部に上り口がある。

鳥居と社号標、小さな祠があるだけだが、笹の枯葉の小道や
竹林の雰囲気は、好みではある。


社殿のある天霧山

参道入口

参道

社殿

境内

 創祀の次第は詳でない。竃山神社が小社であつ たのに名神大社と稱へられてゐるのであるから、延喜以前 の盛容が偲ばれる。住吉神社神代記の船木等本紀に拠り、 神功皇后の新羅征伐に御神徳が顕れ、当地が征伐と密接な 関係をもつてゐたことが察せられる。
 明治六年村社に定められた。
 村社として前山の地に在つたのを、明治四十二年三 月六日、竃山神社末社稲荷神社に合祀した。昭和二十五年 秋、住民一同の希望に依り、再びもとの前山に小社殿を造営して御遷座になつた。

−『式内社調査報告』−



【 静火神社(印刷用ページ) 】

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