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青渭神社
あおいじんじゃ
東京都稲城市東長沼1054

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式内社 武蔵國多磨郡 青渭神社 |
JR南武線稲城長沼駅の南にある。
多摩川の南岸、川崎街道の南になる。
境内入口は南にあり、社殿も南向き。南北に細長い境内だ。
稲城長沼駅から来ると、裏から入ることになる。
創祀年代は不詳。
一説には弘仁年中の創祀であるという。
式内社・青渭神社の論社の一つ。
青渭神社の論社は三社あり、当社を採用しているのは、
『特撰神名牒』『地名辞書』『風土記稿』などがある。
昔、当社近くに、大沼があり、青沼大明神と呼ばれていた。
長沼の地名も、それに由来するのだろうか。
『風土記稿』には「大沼明神」ともある。
周囲は住宅地、社前は畑になっている。
10月1日の例祭では、獅子舞が奉納される。
現在の社殿は、昭和49年11月に改築されたもので、
鉄筋コンクリートになっている。
境内の案内には、「本殿は数百年経ている」とあるが、
コンクリート社殿の中に納められているのだろうか。
境内入口 ![]() | 参道鳥居 ![]() |
境内 |
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社殿 ![]() | 社殿 ![]() |
境内社 ![]() | 本殿 ![]() | 境内社 ![]() |
由緒
當社創建の年代は
詳らかでないが、弘仁
年中の創立との伝承が
ある。延喜式神名帳所
載の多摩八座の一社
で古社である。祭神は青渭神猿田彦命 天鈿女命を祀る。 昔は大沼明神又は青沼大明神と称した。 大祭には青渭獅子舞奉納 の神事がある。現社殿は 昭和四十九年の造営であるが 本殿は往昔のままで数百年 を経ている。明治六年 郷社に列せらる。 −境内案内− |
【 青渭神社(印刷用ページ) 】
