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加麻良神社
かまらじんじゃ
香川県観音寺市流岡町820−1
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香川県観音寺市にある。
観音寺駅の北東約2Kmほどの流岡、
財田川の側にある丸山の上に鎮座。
参道入口の鳥居の側に、新しい三つ鳥居がある。
鎮座地の流岡は、祭神が流れ着いた丘という意味らしい。
丸山は、別名、御神室山というが、
三輪山を模しているのだろうか。
創祀年代は不詳。
社伝によると、鎮座地丸山は、
大己貴神と少彦名神の2神による四国経営の御霊跡。
また、大水上神社に少彦名神が来て、
夜毎泣き叫ぶので、大水上神は桝に乗せて流したところ、
当地に流れ着いたという。
「加麻良」の社名は、御神室の神室「かみむろ」に由来する。
また、一説には、加茂からの訛りであるとか、
加茂の鳴鏑神を祀り、鏑「かぶら」からの訛りともいう。
神紋は三つ巴。
三つ鳥居のそばに、石宮(石祠)があり、
少彦名神が流れ着いた所という伝承なのだが、
肝心の写真がない。撮影し忘れたというより、
三つ鳥居に驚いて、石宮のことを忘れてしまったようだ。
三つ鳥居の前にあった石祠が、その石宮だったのだろうか。
鳥居 | 鳥居 |
御神室山 |
社殿 | 本殿 |
社殿 | 境内の岩? |
山頂の境内へ続く参道には、讃岐の式内24座の石祠が点在している。
表参道を歩きながら撮影したのだが、かなり見落としている。
宇閇神社 | 櫛梨神社 | 神野神社 |
雲氣神社 | 神前神社 | 田村神社 |
延喜式内社 加麻良神社
−境内案内− 御神室・石宮 神社誌料には、山の名を御神室と云う、大己貴神・少彦名神、 四国御経営の時、此の山に御座まりまして、「地方 を御治め在らせられし御霊跡なり」とある。 古老の伝説口碑に伝うるところ「昔、神田村羽方二の宮大水 上神社に少彦名命が来たりて夜毎に泣き叫ぶ、大水上神 は木桝に命を乗せて川に流すと、神室山の中腹(この下、石宮) に着き泣き止む、土地の人たち、光明を放つこと不思議に思 い近寄る人に、のり玉うは「我を大己貴の神の鎮まる此山に 祭れ、然れば夜泣きをぞ守給うと」依て祠を厳樫の本に 建奉りしなり、此の神の流れつきし所を御神室と言う、 又此処の古石祠を石宮と稱す。流岡の地はこの事に由来する、 大己貴神と少彦名神は協力してこの四国を拓き、農工商 すべての産業開発と、方除治病(夜泣き)造酒、製薬、 交通、航海安全、縁結び等世の中の幸福を増進すること を叶られました。人間生活の守護神であらせられます。 −境内案内− |
【 加麻良神社 (観音寺市)(印刷用ページ) 】